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飯伏がKENTAの無法ファイトをはねのけ逆転勝利！
EVILが権利証への次期挑戦をアピール！
石森&ファンタズモはジュニアタッグを防衛！
マスクを取られたライガーは鈴木に報復宣言！
ヤングライオン杯は成田も同率1位に浮上！
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9月16日(月)、鹿児島・鹿児島アリーナでビッグマッチ『DESTRUCTION in KAGOSHIMA』が開催された。
メイン（第9試合）では東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦として、権利証保持者で地元・鹿児島出身の飯伏幸太が、今年の『G1』公式戦（7.6ダラス）で敗北を喫しているKENTAを迎撃。
KENTAはゴング前に権利証の入ったアタッシュケースを奪い、飯伏の頭部に一撃。その後も徹底した左足攻めで痛めつけていく。終盤にはG.o.Dが乱入するが、石井&YOSHI-HASHIが排除。邪魔者のいなくなったリング上、KENTAは掟破りのカミゴェを放つも、飯伏は執念でフォールをキックアウト。そして、最後は本家カミゴェ二連発でKENTAを葬り、権利証を守り抜いた。
試合後には『G1』公式戦で飯伏を下しているEVILが登場し、権利証への次期挑戦をアピールした。
第8試合はザ・バーズ・オブ・プレイ（ウィル・オスプレイ&ロビー・イーグルス）がIWGPジュニアタッグ王者の石森太二&エル・ファンタズモ組に挑戦。8.31イギリスでノンタイトル戦ながら石森&ファンタズモ組を下しているザ・バーズ・オブ・プレイは、高度な連携技、華麗なハイフライムーブでBULLET攻略を図る。だが、王者組も巧みなインサイドワークで応戦し、最後は孤立したイーグルスを、石森のブラディークロスからファンタズモのCRⅡで撃沈。王座初防衛に成功した。
第7試合では、9.22神戸でIWGPインターコンチネンタル王座を争う王者の内藤と挑戦者のジェイ・ホワイトが、それぞれEVIL、高橋裕二郎をパートナーに前哨戦。ジェイは内藤をいたぶるようなラフファイトを展開。そして裕二郎とのチームワーク、外道のアシストでL･I･Jタッグを追い込む。だが、L･I･Jタッグも好連携で挽回し、最後はEVILが裕二郎をEVILで撃沈。試合後、ジェイは内藤にグータッチを求め、スキをついて急所攻撃を敢行。
第6試合はオカダ・カズチカ&後藤洋央紀&ロッキー・ロメロvsSANADA&鷹木信悟&BUSHI。10.14両国でIWGPヘビー級王座戦を行なう王者オカダと挑戦者SANADA、さらに9.22神戸でスペシャルシングルマッチで対峙する後藤と鷹木のダブル前哨戦は、それぞれが闘志を真っ向からぶつけ合う。鷹木は後藤の眼前でBUSHIにGTRを炸裂。オカダはSANADAにツームストンパイルドライバーに食らわせると、最後はBUSHIをレインメーカーで葬った。
第5試合は棚橋弘至&真壁刀義&本間朋晃&獣神サンダーライガーvsザック・セイバーJr.&鈴木みのる&金丸義信&DOUKI。日増しに遺恨深まるライガーと鈴木は、今宵も鬼気迫る攻防。最後は鈴木がパイプイスでレフェリーに一撃を食らわせ、ライガーを乱打したところで反則負けに。さらに試合後、鈴木はライガーのマスクを剥ぎ取り、高笑いで退場。するとライガーは「鈴木の首、取ります！」と怒りのマイクアピールを敢行。
第4試合は前日の9.15別府でIWGPタッグ王座戦を争った石井智宏&YOSHI-HASHIとG.o.D（タマ・トンガ&タンガ・ロア）が、それぞれROPPONGI 3K（SHO&YOH）、バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズとカルテットを結成して追撃戦。終盤、G.o.DはYOHに集中攻撃を見舞うも、SHOがスピアーで救出。すると、YOHが電光石火の首固めでタマから殊勲の3カウントをスコア。試合後、怒りのG.o.DはYOHをKOし、タッグのベルトを誇示した。
第3試合は永田裕志&田口隆祐&海野翔太&辻陽太vs中西学&トーア・ヘナーレ&カール・フレドリックス&アレックス・コグリン。ヤングライオンたちがイキのよさに触発されるように、他の選手勢も発奮。最後はヘナーレが辻をTOAボトムで仕留めた。
第2試合はヤングライオン杯争奪リーグ戦として成田蓮（3勝1敗）と、FALE道場のマイケル・リチャーズ（1勝3敗）が激突。成田は体格に勝るリチャーズのパワーに手こずるも、最後は鮮やかな成田スペシャル4号で3カウントを奪取。これで海野、フレドリックスと並んで同率1位に浮上した。
オープニングマッチはヤングライオン杯争奪リーグ戦、上村優也（0勝4敗）とLA道場のキャプテン格、クラーク・コナーズ（3勝1敗）が対峙。ここまで苦しい星取りとなっている上村は、コナーズとバチバチのファイトを展開。最後は渾身の逆エビ固めで価値ある初勝利を挙げた。
