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10.14両国のダブル前哨戦は
EVILが飯伏に直接フォール勝ち！
KENTAがYOSHI-HASHIを下しNEVER初防衛！
後藤とジェイがヒートアップ！
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9月28日(土・現地時間)、アメリカ・Manhattan Center Hammerstein Ballroom（ニューヨーク州ニューヨーク）で『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』が開催された。
メイン（第8試合）ではスペシャルタッグマッチとして、10.14両国のダブル前哨戦がマッチメイク。IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカと東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証保持者の飯伏幸太がタッグを結成し、SANADA&EVIL組と激突した。
四者はそれぞれが持ち味を発揮。ハイレベルな攻防にニューヨークのファンも大歓声を送る。終盤、飯伏のカミゴェを回避したEVILは、ヘッドバットからのローリングエルボーで動きを止める。そしてラリアットで飯伏を一回転させると、最後はEVILで豪快に撃沈。
10.14両国を前に飯伏から直接フォール勝ちを収めたEVILは、「This is EVIL！ New York city is EVIL！ Everything is EVIL！ すべてはEVILだ～!!」と咆哮し、大会を締めくくった。
第7試合はNEVER無差別級王者のKENTAにYOSHI-HASHIが挑戦。遺恨がエスカレートする両者が迎えたタイトルマッチ。YOSHI-HASHIはKENTAのキックに苦しむも真っ向から応戦。だが、KENTAは終盤、YOSHI-HASHIのラリアットを浅見レフェリーに誤爆させて無法状態を作る。そしてG.o.Dが乱入するも、これは服部レフェリーが排除。ここからYOSHI-HASHIは猛攻を見せ、あと一歩のところまで追い込む。だが、KENTAはカルマを切り抜けると打撃で挽回し、最後はgo 2 sleepで王座初防衛に成功。
第6試合は後藤洋央紀&石井智宏&アメージング・レッドvsジェイ・ホワイト&チェーズ・オーエンズ&外道。IWGPインターコンチ挑戦をアピールしている後藤は、猪突猛進にジェイに攻め立てる。BULLET CLUBも悪の連携を見せるが、アメージング・レッドが抜群の機動力でペースを崩す。最後は後藤が外道をGTRで仕留め、ジェイにあらためてベルト奪取をアピールした。
第5試合は棚橋弘至がレジェンドタッグ“ロックンロール・エクスプレス”（リッキー・モートン＆ロバート・ギブソン）と魅力的なトリオを結成し、内藤哲也&鷹木信悟&BUSHI組と対峙。L･I･Jのコンビネーションの前に棚橋組は大苦戦。だが、ロックンロール・エクスプレスが大ベテランの意地を見せて奮闘。L･I･Jの分断に成功すると、最後は棚橋がBUSHIをハイフライフローで仕留めた。
第4試合はロッキー・ロメロ&YOH&SHOvsタマ・トンガ&タンガ・ロア&邪道。前夜にG.o.DのIWGPタッグに挑むも敗退を喫しているSHO&YOHは、一矢報いるべくロッキーとのチームプレーで攻める。だが、体格にまさるG.o.Dは主導権を譲らない。終盤、両軍入り乱れる中、ロアがロッキーのティヘラを空中で捕獲すると、タマにスロー。すかさずタマがガンスタンを決めて3カウントを奪取した。
第3試合はジュース・ロビンソン&マイキー・ニコルス組が、LA道場のクラーコ・コナーズ&アレックス・コグリンを迎撃。LA道場勢はイキのいいファイトで番狂わせを狙う。しかし、ジュース組は終盤のたたみかけで相手チームを一気に分断し、最後はニコルスがマイキーボムでコグリンを沈めた。
第2試合では第12回ヤングライオン杯優勝者のカール・フレドリックスが、ランス・アーチャーにチャレンジ。アーチャーはゴング前からフレドリックスにフロントキックを叩き込み、その後も大暴れ。フレドリックスも跳躍力を活かしたダイナミックな攻撃を繰り出すが、最後はアーチャーがEBDクローで完膚なきまでに叩き潰した。
オープニングマッチでは、LA道場での修行が発表された成田蓮が、TJPとシングルマッチ。かつて00年代に存在したLA道場の道場生で、元WWEクルーザー級王者のTJPは、老獪なインサイドワークで成田を翻弄。成田も成田スペシャル3号を繰り出し反撃するも、最後はピノイストレッチの前にギブアップ負け。
なお、第5試合終了後には今回がアメリカでの最後のレフェリングとなるタイガー服部レフェリーのファイナルカウントダウンセレモニーが行なわれた。
