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EVIL&SANADA組が石井&YOSHI-HASHI組を撃破！
首位は8勝1敗でEVIL組とジュース組が並走！
オカダと飯伏がマイクで火花を散らす！
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11月29日(木)、東京・後楽園ホールで『WORLD TAG LEAGUE 2019』第11戦が行なわれた。現時点ではジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー組と石井智宏&YOSHI-HASHI組、そしてEVIL&SANADA組が7勝1敗でトップを並走している。
メイン（第8試合）は『WTL』公式戦として石井智宏&YOSHI-HASHI（7勝1敗）とEVIL&SANADA組（7勝1敗）による首位争い。L･I･Jタッグは石井の左ヒザをロックオンすると、抜群のコンビネーションで追い込む。だが、CHAOSタッグも意地の反撃を見せ、場内熱狂の一進一退の攻防に。最後はEVILが石井をSCORPION DEATHLOCKで食い止めてるスキに、SANADAがSkull EndでYOSHI-HASHIの息の根を止めた。
第7試合の『WTL』公式戦は真壁刀義&本間朋晃組（3勝7敗）と“G.o.D”タマ・トンガ&タンガ・ロア組（6勝2敗）が激突。16年の『WTL』優勝決定戦でG.o.Dを下しているGBHタッグは、相手のお株を奪う場外戦で攻め立てる。その後も気合のファイトを見せるが、終盤に邪道が介入。最後は孤立した本間をロアがOJKで仕留めた。
第6試合は来年の1.4ドームのIWGPヘビー級王座戦で雌雄を決する王者のオカダ・カズチカと挑戦者の飯伏幸太が、それぞれSHO&YOH、辻陽太&上村優也を引き連れ前哨戦。昨日の同一カードでSHOにフォール負けを喫した上村が、格上の3人相手に奮闘。辻もイキのよさを見せるが、最後はYOHのファルコンアローの前に沈んだ。試合後、オカダと飯伏はマイク合戦を繰り広げた。
第5試合の『WTL』公式戦は棚橋弘至&トーア・ヘナーレ組（2勝7敗）とKENTA&高橋裕二郎組（4勝4敗）が激突。直線的なファイトのヘナーレを、BULLET CLUBはうまく翻弄。棚橋組も徹底抗戦するが、最後はKENTAがgo 2 sleepでヘナーレを眠らせた。試合後、第1試合でKENTAの襲撃を受けた後藤がお礼参り。
第4試合は『WTL』公式戦、ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー組（7勝1敗）vsバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ組（3勝5敗）。BULLET CLUBはフィンレーの痛めている左肩に集中攻撃。ローンバトルが続いたフィンレーは絶体絶命の危機に陥るも、最後は技アリのグランビーロールで、オーエンズから鮮やかな逆転勝ち。
第3試合の『WTL』公式戦では天山広吉&小島聡組（4勝6敗）とザック・セイバーJr.&タイチ組（3勝6敗）が対峙。タイチと小島はバチバチのファイトを展開。天山はムーンサルトプレスを繰り出すも、ザックにかわされてしまう。最後はタイチの急所攻撃でひるんだ天山を、合体技ザックメフィストで下した。
第2試合の『WTL』公式戦は永田裕志&中西学組（1勝9敗）vs矢野通&コルト・カバナ組（6勝3敗）。第三世代タッグの重厚なファイトに対し、矢野&カバナはトリッキーな攻撃で対抗。矢野が中西を金具むき出しのコーナーに打ち付けると、すかさずカバナがスーパーマンを決めてフォール勝ちを収めた。
第1試合は『WTL』公式戦、後藤洋央紀&カール・フレドリックス組（2勝6敗）vsジェフ・コブ&マイキー・ニコルス（5勝5敗）。オールマイティーなコブ&ニコルスはフレドリックスを狙い撃ち。フレドリックスもバネのある動きで見せ場を作るが、最後はマイキーボムの前に撃沈。試合後、退場する後藤をKENTAが襲撃した。
