ジュース&フィンレーが鈴木&アーチャーに逆転勝ち!
G.o.Dは鷹木&テリブレに無法勝利!
EVIL&SANADAはGBHタッグを撃破!
揃って勝利を収めた3強がデッドヒート!
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12月5日(木)、福岡・福岡市民体育館で『WORLD TAG LEAGUE 2019』第15戦が行なわれた。現時点ではEVIL&SANADA組が11勝1敗でトップを独走。そのあとをジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー組とG.o.D(タマ・トンガ&タンガ・ロア)が10勝2敗で追走している。
メイン(第8試合)は『WTL』公式戦としてジュース&フィンレー組(10勝2敗)と鈴木みのる&ランス・アーチャー組(8勝4敗)が激突。鈴木軍はゴング前に仕掛けると、その後も場外戦をはじめラフファイトで試合を支配。だが、ジュース&フィンレーも必死に応戦。終盤、フィンレーはアーチャーのブラックアウトを切り抜け、背後から前方に突き出す。するとジュースがナックルを決め、すかさずフィンレーが横入りエビ固めでアーチャーを丸め込んで3カウントを奪取。ジュース&フィンレーが華麗な逆転勝利を飾った。
第7試合の『WTL』公式戦は鷹木信悟&テリブレ組(6勝6敗)とG.o.D(10勝2敗)が対峙。鷹木&テリブレは気合いのファイトで現IWGPタッグ王者を追い込んでいく。しかし、終盤に邪道が介入。これはテリブレが蹴散らすも、背後からタマが急所攻撃。ひるんだテリブレをロアがOJKで捕獲し、ギブアップ勝ちを収めた。
第6試合は来年の1.4ドームのIWGPヘビー級王座戦で雌雄を決する王者のオカダ・カズチカと挑戦者の飯伏幸太が、それぞれSHO&YOH、獣神サンダー・ライガー&タイガーマスクを引き連れ前哨戦。ご当地在住で今回が福岡ラストマッチとなるライガーがハッスル。それに呼応するようにオカダと飯伏も激しい攻防を展開。タイガーをレインメーカーで仕留めたオカダは、試合後に飯伏をマイクで挑発した。
第5試合の『WTL』公式戦は真壁刀義&本間朋晃組(3勝10敗)vsEVIL&SANADA(11勝1敗)。互いにチームワークを駆使してつばぜり合いを展開する中、GBHタッグはこけしインパクトを狙う。だが、これを切り抜けたL・I・Jタッグは、マジックキラーで真壁を排除。本間は孤軍奮闘するも、最後はマジックキラーの前に沈んだ。
第4試合は『WTL』公式戦、棚橋弘至&トーア・ヘナーレ組(2勝11敗)vsザック・セイバーJr.&タイチ(7勝6敗)。鈴木軍のダーティーファイトに対し、棚橋組は正面突破を狙う。棚橋のリードでヘナーレはパワフルなファイトを見せるも、最後はタイチの天翔十字鳳の前に散った。
第3試合の『WTL』公式戦はジェフ・コブ&マイキー・ニコルス組(7勝6敗)とKENTA&高橋裕二郎組組(7勝5敗)が激突。コブ&ニコルスは怒涛のたたみかけでKENTAを追い込むが、BULLET CLUBはインサイドワークで分断に成功。最後はKENTAがニコルスをgo 2 sleepで眠らせた。
第2試合の『WTL』公式戦では天山広吉&小島聡組(4勝8敗)とバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ組(5勝7敗)が対決。テンコジはチームプレーでペースを握る。だが、BULLET CLUBも場外戦に持ち込み挽回。最後は小島のラリアットを切り抜けたオーエンズが、一気にパッケージドライバーに持ち込み勝利を奪った。
第1試合は『WTL』公式戦、後藤洋央紀&カール・フレドリックス組(2勝10敗)vs石井智宏&YOSHI-HASHI(8勝4敗)。躍動するフレドリックスが見せ場を作るも、最後はYOSHI-HASHIのバタフライロックの前に無念のギブアップ負け。