ヒロムがジュニア王者の意地を見せつけて石井に激勝!
EVILは手負いのYOSHI-HASHIに衝撃の120秒勝利!
SANADAがタイチの快進撃をストップ!
オカダは外道の妨害を蹴散らして石森に圧勝!
★各試合の詳細、コメント、日記も読める! スマホサイトの“入会”はコチラから!
いよいよベスト8が激突した『NJPW WORLD Special NEW JAPAN CUP 2020』第7戦。準々決勝戦の4試合が一気に敢行された。
メインイベントには、これまで棚橋弘至、飯伏幸太という強豪を撃破したタイチが登場。昨年度準優勝者のSANADAと激突した。
絶好調のタイチは、ラフ攻撃も交えつつ、キック、ジャンピングハイキック、デンジャラスバックドロップといった重厚な技で何度も攻め込む。しかも、終盤には実況解説の金丸義信が放送席から乱入。タイチが急所攻撃からのタイチ式外道クラッチで押さえ込む。
だが、SANADAがギリギリで跳ね返し、逆転のオコーナーブリッジで3カウント奪取。試合後は、「何よりも1番このリング上で闘えるのが好きです」とファンにメッセージを送った。
セミファイナルでは、前年度優勝者のオカダ・カズチカが、ジュニア戦士の石森太二と対決。外道の乱入で苦戦する場面もあったが、最後は変型コブラクラッチで圧勝。危なげなく勝ち進んだ。
第2試合のYOSHI-HASHIvsEVILは、ゴング前にEVILがイス攻撃で奇襲。そして、YOSHI-HASHIが前日のBUSHI戦で負傷した右膝をイスで滅多打ちにすると、そのままScorpion Deathlockで捕獲。危険と判断したレフェリーが試合をストップし、わずか2分の決着となった。
オープニングマッチでは、石井智宏vs高橋ヒロムの異色対決が実現。序盤からエンジン全開で突っ込むヒロムに対し、石井は強烈な逆水平チョップやヘッドバット、雪崩式ブレーンバスターなどで立ちはだかる。しかし、ヒロムも負けずにラリアットやヘッドバットで対抗し、終盤には怒とうの大技攻勢。最後はTIME BOMB IIで石井を葬り、IWGPジュニア王者としての意地を見せつけた。
これで今年の『NJC』もついにベスト4が決定。翌日の7月3日(金)に行われる準決勝戦は、オカダvsヒロム、EVILvsSANADAという好カードになった。
このほか第3試合には、IWGPヘビー&インターコンチネンタル2冠王の内藤哲也が登場。鷹木信悟&BUSHIと組み、後藤洋央紀&SHO&上村優也と対戦した。この試合は、BUSHIが変型コードブレイカーで上村優也を料理。試合後は、『NJC』トーナメント1回戦の対戦相手でもあったSHOと鷹木信悟がヒートアップ。NEVER無差別級シングル&6人タッグ2冠王の鷹木が、ベルトを誇示して挑発した。