オカダが変型コブラクラッチでヒロムの野望を断ち切る!!
ダークネスに染まったEVILがSANADAに無法勝利!!
7.11大阪城ホールで両者が激突!!
川人がサプライズ凱旋もDOUKIが鉄パイプで滅多打ち!
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『NJPW WORLD Special NEW JAPAN CUP 2020』第8戦として開催される準決勝大会。BS朝日の「ワールドプロレスリングリターンズ」で“金曜8時のプロレス生中継”が34年ぶりに復活するなか、4試合がラインナップされた。
メインイベントは、オカダ・カズチカvs高橋ヒロムの『NJC』準決勝戦。現IWGPジュニアヘビー級王者のヒロムが、前IWGPヘビー級王者のオカダを相手に一歩も譲らず、互角の勝負を繰り広げる。
そして、終盤もTIME BOMBを始めとした大技攻勢を展開したヒロムだったが、TIME BOMB IIだけはオカダが回避。ローリングツームストンパイルドライバーで逆転すると、ローリングレインメーカーから変型コブラクラッチを極める。それでもヒロムが粘ると、オカダは変型レインメーカー2連発からなおも変型コブラクラッチで絞り上げる。最後は危険と判断したレッドシューズ海野が試合をストップした。
試合後、オカダはヒロムの健闘を称えつつ、『NJC』制覇を改めて予告。さらにはIWGPヘビー&インターコンチネンタル2冠王の内藤哲也も下し、再び新日本プロレスの頂点に立つことを宣言した。
セミファイナルではLOS INGOBERNABLES de JAPONのEVILとSANADAが、決勝戦進出を懸けて激突。絶対に負けられないパートナー対決は、立ち上がりから互いの手の内を読み合う心理戦となる。だが、EVILが次第にラフファイトを全開。なんと、SANADAに2度の急所攻撃を食らわせ、最後はEVILで粉砕してしまった。
これで『NJC』決勝戦の組み合わせは、オカダvsEVILに決定。7月11日(土)大阪城ホールで雌雄を決することとなった。
CHAOSvsLOS INGOBERNABLES de JAPONという図式になった6人タッグマッチは、『NJC』1回戦でさらに遺恨が深まったSHOと鷹木信悟がエキサイト。試合後は、鷹木の挑発に呼応する形でSHOがNEVER無差別級王座に挑戦表明。強烈なカウンタースピアーで宣戦布告した。
第1試合は、新日本プロレス本隊と鈴木軍が対決した8人タッグマッチ。IWGPタッグ王座をめぐって抗争中の棚橋弘至&飯伏幸太とタイチ&ザック・セイバーJr.が、またもや激しくやり合った。
このほか、第2試合終了後には、海外武者修行中だった川人拓来がマスター・ワトとしてサプライズ凱旋。「新日本プロレスの頂点を取りにいきます」とファンに向けて挨拶した。ところが、そこへ鈴木軍のDOUKIが現れ、ワトを鉄パイプで滅多打ち。予想外で新たな遺恨が勃発した。
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