タイチ&ザックが粘るCHAOSタッグを沈め王座防衛!
ジェイが飯伏、KENTAが棚橋にブリーフケース攻撃!
鈴木が鷹木をゴッチ式パイルドライバーでKO!
★各試合の詳細、コメント、日記も読める! スマホサイトの“入会”はコチラから!
11月2日(月)、東京・後楽園ホールで『Road to POWER STRUGGLE』第8戦が開催された。
メイン(第6試合)はIWGPタッグ選手権試合、王者のタイチ&ザック・セイバーJr.組に後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組が挑戦。初のタッグ王座戴冠に燃えるYOSHI-HASHIは、序盤から気迫のこもったファイトを展開。後藤も呼応し、CHAOSタッグは猪突猛進に攻め込んでいく。だが、鈴木軍タッグは巧みなインサイドワークで、着実にダメージを蓄積させる。一進一退の攻防の末、最後はタイチがザックと共にザックメフィストで粘るYOSHI-HASHIを沈め、王者組が二度目の防衛に成功。
試合後、矢野通が登場し、11.7大阪で「KOPW 2020」争奪戦を行なうザックに対し、“ノーコーナーパッドルール”での対戦を要求。
最後にタイチは「次のシリーズ、俺らがベルトを持ったまま、タッグリーグ、出てやるよ。俺とザックが最強だってこと、俺とザックがこれからもこの新日本プロレスの中心だってこと、忘れんなよ、コノヤロー」とアピールし、大会を締めくくった。
第5試合は11.7大阪で二冠王座戦で対峙する王者の内藤哲也と挑戦者のEVILが、それぞれSANADA、高橋裕二郎をパートナーに激突。前日の同一カードでEVILにKOされた内藤は、ゴングを待たずに奇襲攻撃。BULLET CLUBはダーティーファイトを軸に応戦するが、L・I・Jタッグは分断に成功すると、最後は内藤が裕二郎をグロリアからのデスティーノで仕留めた。
第4試合は飯伏幸太&棚橋弘至&本間朋晃vsジェイ・ホワイト&KENTA&チェーズ・オーエンズ。11.7大阪で東京ドーム・IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座挑戦権利証争奪戦で対峙する飯伏とジェイ、同じくIWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦を行なう棚橋とKENTAは、互いを意識した攻防。最後はジェイが一瞬のスキをついたブレードランナーで本間を葬った。試合後、ジェイが飯伏、KENTAが棚橋にブリーフケースで殴りかかり、大一番に向け遺恨を深めた。
第3試合は11.7大阪でNEVER無差別級王座を賭けて対峙する挑戦者・鷹木信悟と王者・鈴木みのるが、それぞれ高橋ヒロム&BUSHI、エル・デスペラード&金丸義信とトリオを結成して前哨戦。鈴木軍のゲリラ殺法に苦戦を強いられるも、L・I・Jはチームプレーで応戦。最後は鷹木が金丸をラスト・オブ・ザ・ドラゴンで仕留めるが、鈴木がパイプイスで襲撃。さらにゴッチ式パイルドライバーを決め、鷹木に「この俺がNEVER無差別級チャンピオン、鈴木みのるだ!」とアピールした。
第2試合は11.7大阪でスペシャルシングルマッチを行なうオカダ・カズチカとグレート-O-カーンが、それぞれ上村優也、ウィル・オスプレイをパートナーに激突。オーカーンが危なげなく上村をエリミネーターで葬ったあと、怒りのオカダはTHE EMPIREに襲いかかる。だが、逆にオーカーンがエリミネーターで返り討ちに。
第1試合は辻陽太vsゲイブリエル・キッド。ヤングライオン同士が意地をぶつけ合った一戦は、辻の回転エビ固めをゲイブリエルが巧みに切り返し、技アリの3カウントを奪取。
また、第三試合終了後には11.15愛知で開幕を迎える『BEST OF THE SUPER Jr.』と、同時期にアメリカで開催される『SUPER J-CUP 2020』の出場選手が発表された。