NEVERを賭けた熾烈なバトルは棚橋に軍配!
しかし、新王者をなんとオーカーンが急襲!
UNITED EMPIREはテンコジを粉砕!!
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1月30日(土)、愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)でビッグマッチ『THE NEW BEGINNING in NAGOYA』が開催された。
第1試合は1.6TDCで遺恨が勃発したオカダ・カズチカとEVILが、それぞれ&矢野通、高橋裕二郎をパートナーに激突。BULLET CLUBはオカダに集中攻撃を浴びせる。だが、オカダは自力で切り抜け、最後は矢野が巧みなインサイドワークからの横入り式エビ固めで裕二郎に勝利。
第2試合は飯伏幸太&本間朋晃&SHO&マスター・ワトvsSANADA&内藤哲也&高橋ヒロム&BUSHI。2.11広島の二冠王座戦(王者・飯伏vs挑戦者SANADA)、2.10広島のIWGPジュニアヘビー級王座戦(王者ヒロムvs挑戦者SHO)、同じ2.10広島のBUSHIvsワトを見据えたトリプル前哨戦は、互いを強く意識した激しいつばぜり合いに。内藤とのシングル実現を目指す本間も奮闘を見せる。終盤、両軍入り乱れる中、ワトがBUSHIに旋風脚。続いてSHOがパワーブリーカーを決め、最後はショックアローにつないでBUSHIから3カウントを奪取した。
第3~4試合は遺恨闘争を繰り広げてきたテンコジタッグとUNITED EMPIREがシングル二番勝負で激突。まず第3試合では天山広吉がグレート-O-カーンと敗者モンゴリアンチョップ封印マッチで対峙。両者は意地をむき出しにしてモンゴリアンチョップの応酬。終盤、天山のムーンサルトプレスをかわしたオーカーンは、王統流二段蹴りをヒット。さらに掟破りのTTDを繰り出すが、天山は必死にキックアウト。しかし、最後はオーカーンがエリミネーターで天山を下した。
そして第4試合は小島聡がノーDQマッチでウィル・オスプレイと激突。反則裁定なしの果し合いは、さまざまなアイテムが飛び交う乱戦に。終盤、小島はコーナー上のオスプレイにラリアットを炸裂。オスプレイはエプロンと鉄柵に架けられたハシゴの上に吹っ飛ぶ。さらにイス上への垂直落下式ブレーンバスターでピンチに。だが、オスプレイはイス越しのヒドゥン・ブレイドを小島に食らわせると、最後は正調のヒドゥン・ブレイドからのストームブレイカーで辛勝。
メイン(第5試合)ではNEVER無差別級王者の鷹木信悟に棚橋弘至が挑戦。1.6TDCで因縁が生まれ、その後は前哨戦で火花を散らしてきた両雄が迎えた大一番。鷹木の勢いに呼応するように、棚橋も感情を爆発させて応戦し、試合は白熱の一途をたどる。終盤、大技の応酬の中、鷹木はラスト・オブ・ザ・ドラゴンの体勢に。だが、棚橋はスリングブレイドで返すと、ハイフライアタックを炸裂。続くドラゴンスープレックスは鷹木が返すも、最後は棚橋のハイフライフローの前に撃沈。棚橋が35分越えの死闘を制し、NEVER初戴冠を成し遂げた。
試合後、棚橋は「鷹木選手に教わりました。プロレスラーはいついかなるときも、胸を張って前に突き進んでいきます!」と咆哮。そして、エアギターから「愛してま~す!」で大会を締めくくろうとした瞬間、なんとオーカーンが奇襲。エリミネーターで新王者をKOすると「このNEVERのベルト、献上しろ! 棚橋!!」と次期挑戦をブチ上げた。