至高の名勝負! 飯伏が執念のカミゴェで防衛成功!!
内藤が飯伏のベルト統一を阻止すべくIC挑戦をアピール!
NEVER6人タッグを防衛したYOSHI-HASHIが
後藤と共にIWGPタッグ王者G.o.Dに宣戦布告!
オカダとEVILの一騎打ちが急遽実現!
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2月11日(木)、広島・広島サンプラザホールでビッグマッチ『THE NEW BEGINNING in HIROSHIMA』が開催された。広島二連戦の二日目、二大王座戦を中心に激闘が繰り広げられた。
メイン(6試合)は二冠王者の飯伏幸太にSANADAが挑戦。前哨戦でハイレベルな攻防を繰り広げてきた両雄が、ついに新日本の至宝をかけて激突。昨年の『G1』優勝決定戦で飯伏に敗れているSANADAは、テクニカルな動きで王者攻略にかかる。終盤、SANADAは飯伏に対し掟破りのカミゴェ、さらにやり投げを炸裂。SANADAの大技攻勢は続き、驚愕の断崖式TKOを見舞うと、とどめとばかりにラウンディング・ボディプレスを発射。しかし、飯伏はヒザで迎撃してピンチを回避する。
飯伏は王者の意地を爆発させ、オコーナーブリッジを仕掛けたSANADAの両腕を捕獲すると、リバースのカミゴェを炸裂。続けてカミゴェを決めるが、なんとSANADAはカウント2でキックアウト。すると、飯伏はニーパットを外してカミゴェを狙うも、脱出したSANADAは丸め込みであわやの場面を作る。しかし、最後は飯伏が執念のカミゴェを叩き込んで激勝。両王座、二度目の防衛に成功した。
試合後、内藤が登場して次期挑戦をアピール。しかし、1.4ドームの二冠王座戦で自身が負けてるのを踏まえ、一本のみへのチャレンジを表明。インターコンチをセレクトすると、その理由として飯伏が一本のベルトに統一するのを阻止するためと宣言。これに対し、飯伏も迎撃の構えを見せた。
第5試合はNEVER6人タッグ王者チームの石井智宏&後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組が挑戦者チームジェイ・ホワイト&タマ・トンガ&タンガ・ロア組を迎撃。怒りのCHAOSは序盤からチームプレーで攻める。しかし、BULLET CLUBもYOSHI-HASHIに狙いを定め、主導権を渡さない。だが、YOSHI-HASHIはピンチを切り抜け、CHAOSは猛反撃。終盤、邪道&外道のアシストを受け、ロアはYOSHI-HASHIにエイプシットを狙う。これを切り抜けたYOSHI-HASHIは、電光石火の緊箍児で3カウントを奪取。試合後、YOSHI-HASHIは後藤と共にG.o.DのIWGPタッグ挑戦をブチ上げた。
第4試合はオカダ・カズチカ&矢野通vsEVIL&ディック東郷。EVILに怒り心頭のオカダは、開始と同時に攻め立てていく。しかし、場外戦で20カウントが数えられ両者リングアウトに。すると、オカダは花道を下がるEVILにイス攻撃を見舞い、急遽両者のシングルマッチが実現することに。だが、終盤に東郷が乱入し、オカダは不完全燃焼な反則勝ちに。すかさず矢野が救助に入るも、EVILが排除。そして、東郷がスポイラーズチョーカーでオカダを絞め落とした。
第3試合は内藤哲也&高橋ヒロム&BUSHIvs高橋裕二郎&エル・ファンタズモ&石森太二。昨日の2.11広島で遺恨が勃発したヒロム&BUSHIとファンタズモ&石森は、互いを意識してつばぜり合い。内藤が裕二郎をデスティーノで下したあとも、IWGPヘビーとIWGPタッグのベルトを見せつけ合い火花を散らした。
第2試合は本間朋晃&SHO&マスターワト vs 鈴木みのる&エル・デスペラード&金丸義信。鈴木軍は本間に集中攻撃を見舞う。前日、ヒロムと激闘を繰り広げたSHOは、デスペラードと熱のこもった攻防を展開。最後はワトがラ・カレテラで金丸から3カウントを奪取。
第1試合は辻陽太&上村優也&ゲイブリエル・キッドvsタイチ&ザック・セイバーJr.&DOUKI。辻はゴング前からタイチを挑発し臨戦態勢。ヤングライオントリオはイキのよさを見せるも、鈴木軍はインサイドワークで翻弄。最後はゲイブリエルのダブルアームスープレックスを、ザックがZSJスタイルリストロックに切り返して貫禄のギブアップ勝利。