金丸が石森から技アリのフォール勝ち!
『SJTL』初優勝を飾った鈴木軍タッグが
IWGPジュニアタッグ挑戦をアピール!
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8月17日(火)、東京・後楽園ホールで映画『ゴジラvsコング』Presents『SUMMER STRUGGLE 2021』第16戦が開催された。前日に引き続き一部選手が欠場となり、第1~3試合のカードが変更となった。
8.7後楽園から6チームがしのぎを削った『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021』もいよいよファイナル。今大会で最終公式戦が行なわれ、最終得点1位のチームが栄えある優勝の座をつかむ。現時点では石森太二&エル・ファンタズモ組が全勝で首位、そのあとをエル・デスペラード&金丸義信組とロビー・イーグルス&タイガーマスク組が3勝1敗で追う展開に。なお、今大会で予定されていたSHO&YOH(0勝4敗)vs外道&ディック東郷(0勝4敗)の公式戦は、SHO&YOHのチーム分裂、外道&東郷の欠場により不成立に。
第1試合は本間朋晃が、7.25東京ドーム大会以来、ひさびさの登場となるグレート-O-カーンと一騎打ち。オーカーンはグラウンドで攻め込むが、本間もこけし殺法で応戦。しかし、こけしロケットをベアハッグで捕らえたオーカーンが、大空スバル式羊殺しから一気にエリミネーターにつなぎ、本間を葬った。
第2試合は9.4メットライフドームで「KOPW 2021」争奪戦を行なう挑戦者・矢野通と、保持者のチェーズ・オーエンズが、それぞれ真壁刀義、邪道をパートナーに激突。終盤、邪道が竹刀で矢野に襲いかかるも、真壁が阻止。そして、最後は矢野がスキをついての急所蹴りから邪道を裏霞で丸め込んで勝利。試合後、勝ち誇る矢野を、オーエンズがテキサスストラップで滅多打ちにした。
第3試合は後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&天山広吉&小島聡vsタイチ&ザック・セイバーJr.&鈴木みのる&DOUKI。9.5メットライフドームのIWGPタッグ3WAYマッチで激突する挑戦者・後藤&YOSHI-HASHIと王者タイチ&ザックは、互を意識してつばぜり合いを展開。終盤、タイチ&ザックは天翔ザックドライバーを狙うも、天山が回避。だが、ザックは天山をオクトパスホールドで捕らえてギブアップ勝ちをスコア。試合後もタイチは後藤を聖帝十字陵でいたぶった。
第4試合の『SJTL 2021』公式戦はイーグルス&タイガー(3勝1敗)vs田口隆祐&マスター・ワト(2勝2敗)。この一戦に勝てば優勝に望みを残す鷲虎タッグは、田口の尻に集中攻撃。さらに息の合った連携を見せる。だが、田口&ワトも徹底抗戦。最後は田口が一瞬のスキをついた足折り固めでタイガーをピンフォール。両チーム共に3勝2敗で公式戦を終えた。
そしてメイン(第5試合)の『SJTL 2021』公式戦では、優勝を賭けてデスペラード&金丸(3勝1敗)と現IWGPジュニアタッグ王者の石森&エルファンタズモ(4勝0敗)が激突。共にラフファイトとインサイドワークを駆使して、一進一退の攻防を展開。終盤、ファンタズモは“疑惑の右足”でデスペラードにサドンデスを炸裂。すかさず石森がカバーするも、レフェリーは試合権利があるのはデスペラードではなく金丸だと指摘。すると、金丸は背後から石森にローブローを叩き込むと、すかさず丸め込んで、まんまと3カウントを奪取。これで共に4勝1敗となり、直接対決で勝利を収めた鈴木軍タッグが『SJTL』初優勝を飾った。
試合後、金丸は「こんな優勝、どうでもいいんだよ。それよりオマエらが持った、その価値の下がったベルト、次は俺とデスペラードがやるからな」と次期挑戦をアピールした。