ザックが鷹木から鮮やかなギブアップ勝ち!
飯伏が石井との紙一重の激闘を制す!
KENTAは裕二郎との同門対決に勝利!
オーカーンは矢野を豪快に撃沈!
9月23日(木・祝)、東京・大田区総合体育館で『G1 CLIMAX 31』が第3戦を迎えた。今大会ではAブロック公式戦(2戦目)が行なわれた。
メイン(第5試合)はIWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟(2勝0敗)とIWGPタッグ王者ザック・セイバーJr.(1勝0敗)による公式戦。12年前にドイツで鷹木に敗れているザックは、徹底した右腕攻めでダメージを蓄積させる。鷹木も力強い攻撃で応戦し、両者は一進一退の攻防を展開。終盤、鷹木はラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うも、ザックは巧みに切り抜け、三角締めで捕獲。鷹木は力任せに持ち上げようとするが、そのタイミングでザックは変形の腕ひしぎ逆十字に切り替え、技アリのタップアウトをスコア。
世界ヘビー級王者から価値ある勝利を収めたザックは、試合後に「俺はやっぱり世界一のテクニカルレスラーだ! 今年のG1は俺のもんだ!」と高らかに吠えた。
第4試合の公式戦は飯伏幸太(1勝1敗)とNEVER6人タッグ王者・石井智宏(1勝1敗)の対決。両者は序盤から強烈な打撃の応酬を繰り広げ、意地をぶつけ合う。石井は勝負どころで垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、飯伏は回避。そしてスタンディングのカミゴェで相手の動きを止めると、最後は正調のカミゴェを炸裂。紙一重の勝負を制した飯伏は、セコンドに担がれるように退場した。
第3試合は公式戦、KENTA(1勝1敗)と高橋裕二郎(2勝0敗)のBULLET CLUB同門対決。KENTAは開始早々、友好的な姿勢を見せるが、裕二郎はこれに応じず。するとKENTAも気持ちを切り替え、両者は丁々発止の攻防を展開。終盤、裕二郎はローブローを狙うも、KENTAはその腕を捕獲するとGAME OVERに持ち込みギブアップ勝ち。試合後、両者はToo Sweetサインをかわし、健闘をたたえあった。
第2試合は公式戦、「KOPW 2021」保持者の矢野通(2勝0敗)とグレート-O-カーン(2勝0敗)が激突。今年の『NEW JAPAN CUP』二回戦で、矢野の策略で自ら辮髪を切るはめになったオーカーンは、序盤から怒りに任せて猛攻を見せる。矢野はひるみつつ、手錠攻撃などYTR殺法で攻略を図るが、最後はオーカーンが大空スバル式羊殺しからのエリミネーターで勝利。『NJC』での敗戦の雪辱を果たした。
オープニングマッチはスペシャルシングルマッチ、タンガ・ロアvs永田裕志。当初、ロアは内藤と公式戦で戦う予定だったが、内藤が9.18大阪で左膝内側側副靭帯損傷・半月板損傷となり『G1』を全戦欠場することに。急遽組まれた一戦で、永田は足攻めでロアを苦しめる。終盤、永田はバックドロップを狙うも、切り抜けたロアはラリアットから一気にエイプシットにつなぎ撃沈。なお、内藤戦が不勝戦となったロアは、公式戦1勝1敗に。
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