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『SUPER Jr.』は波乱の幕開け！
SHOが無法殺法でデスペラードから勝利を強奪！
ヒロムはYOHに電光石火のフォール勝ち！
田口はイーグルスとの接戦を制す！
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11月13日（土）、『WORLD TAG LEAGUE 2021 ＆ BEST OF THE SUPER Jr.28』開幕戦が開催された。今大会では『BEST OF THE SUPER Jr.28』の公式戦の1回戦（全11戦中）が行なわれた。
メイン（第7試合）の公式戦は、IWGPジュニアヘビー級王者デスペラードと、NEVER6人タッグ王者SHOの一戦。SHOはノラリクラリとしたダーティーファイトで、デスペラードの腕に集中攻撃。だが、デスペラードもラフファイトを軸に足攻めで徹底抗戦。終盤、デスペラードはヌメロ・ドスを決めるも、高橋裕二郎がレフェリーの足を引っ張って妨害。そして気を取られたデスペラードに対し、背後からディック東郷がスポイラーズチョーカーでチョーク攻撃。すかさずSHOがスパナでデスペラードを殴りつけ、最後はショックアローにつなぎ勝利を強奪。
試合後、SHOは「狂ったジュニアのパワーバランスを、オレが変えてやるよ！」と不敵に言い放った。
第6試合の公式戦はYOHvs高橋ヒロム。YOHはゴング前にプランチャとトペ・コンヒーロを炸裂。さらに攻撃をたたみかけるが、DIRECT DRIVEを切り抜けたヒロムは、腕を捕らえながら押さえ込み、電光石火のフォール勝ちをスコア。4分足らずで勝負を決めると、悔しがるYOHにしてやったりの笑みを見せた。
第5試合ではマスター・ワトがエル・ファンタズモと対決。ファンタズモはいつものように人を食ったような挑発を織り交ぜながら、高い運動神経を見せつける。ワトも必死に応戦するが、終盤にファンタズモの疑惑の右足で腹部にソバットを食らってしまう。すかさずファンタズモはワトを肩車の体勢で担ぎ上げるが、ワトは切り抜けて変型ラ・カレテラで3カウントを奪取。価値ある一勝を手にした。
第4試合の公式戦は田口隆祐vsロビー・イーグルス。田口はコミカルモードを極力抑え、イーグルスとハイレベルな技術戦を展開。終盤、イーグルスのターボ・バックパックを切り抜けた田口は、一気にどどんを炸裂。接戦を制し、白星スタートに成功した。
第3試合の公式戦は金丸義信vs石森太二。金丸は入場時の石森を背後から襲撃。だが、石森は即座に反応し、左腕に狙いを絞り攻め立てていく。すると金丸は石森を場外戦に誘い込み、場外カウントが進んだところで石森を鉄柱に叩きつける。さらにセコンドを石森に激突させ、自身はすばやくリングに生還。一方の石森は間に合わず、無念のリングアウト負けを喫した。
第2試合の公式戦はBUSHIvsDOUKI。BUSHIが序盤からトップロープ越えのティヘラを繰り出すと、DOUKIも意地を見せるようにラ・ケブラーダを炸裂。終盤、BUSHIはMXを狙うが、DOUKIは地獄突きで迎撃。そして摩利支天でダメージを与えると、スープレックス・デ・ラ・ルナで勝利を収めた。
オープニングマッチは中島佑斗vs大岩陵平。大岩のヒジ攻めに対し、中島はヒザ攻めで対抗。真っ向から意地をぶつけ合い、最後は大岩の首固めを中島が返したところで試合終了のゴング。三度目の対決も時間切れ引き分けとなった。
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