オカダが鷹木との死闘を制し世界ヘビー初戴冠!
後藤&YOSHI-HASHIが悲願のIWGPタッグ奪取!
EVILが石井を葬りNEVERシングルを強奪!
柴田は愛弟子・成田にプロレスルールで勝利!
KOPW争奪戦には鈴木、オーエンズ、CIMA、矢野が進出!
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1月4日(火)、50周年のメモリアルイヤー最初のビッグマッチ『WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム』が開催された。2022年の戦い始めとなるドーム二連戦の初日、IWGP世界ヘビー級王座戦を中心に激闘が続出した。
メイン(第8試合)はIWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟に、昨年の『G1 CLIMAX』覇者のオカダ・カズチカが挑戦。両者は序盤から新日本の頂点を決めるに相応しい、重厚な攻防を繰り広げる。試合が佳境に入ると、鷹木はレインメーカーポーズで挑発。するとオカダは感情ムキ出しで襲いかかるが、鷹木も徹底抗戦。花道でデスバレーボムを敢行し、オカダに大ダメージを与える。だが、オカダも鷹木のラスト・オブ・ザ・ドラゴンを切り抜け、レインメーカーを炸裂。その後も共に一歩も下がらず、接戦を展開。最後はオカダが開脚式のツームストンパイルドライバーからレインメーカーを叩き込み、ついに鷹木を撃破。IWGP世界ヘビー初戴冠を成し遂げた。
試合後、オカダは挑戦権利証の代わりに保持していた4代目IWGPヘビーのベルトをリング中央に置き、別れを告げるように「ありがとうございました!」と一礼。そして世界ヘビーのベルトを腰にすると、ここでウィル・オスプレイが登場。オカダを“新しい暫定チャンピオン”と挑発するが、オカダも“フェイクチャンピオン”と言い返し、明日の決戦に向けて火花を散らした。
第7試合はIWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードが、昨年の『BEST OF THE SUPER Jr.』覇者である高橋ヒロムを挑戦者として迎撃。宿命のライバル同士である両者は、ゴングと同時にフルスロットルでつばぜり合いを展開。デスペラードがトペ・コンヒーロを繰り出せば、ヒロムはトップロープ越えのサンセットフリップ・パワーボムを見舞い、意地をぶつけ合う。終盤、ヒロムは掟破りのロコ・モノを炸裂。さらに追撃のロコ・モノを狙うも、デスペラードは渾身のロコ・モノをカウンターでヒット。続いてリバースタイガードライバーからのピンチェ・ロコでヒロムを葬り、見事ベルト初防衛に成功した。
第6試合はIWGPタッグ王者のタイチ&ザック・セイバーJr.組がベルトを懸けて、昨年の『WORLD TAG LEAGUE』優勝チームの後藤&YOSHI-HASHI組と激突。両チームは序盤からチームプレーを駆使して一進一退の攻防。終盤、目まぐるしく攻守が入れ替わる中、挑戦者チームはザックを消灯で排除。ここからタイチは孤軍奮闘するも、後藤&YOSHI-HASHIは波状攻撃。YOSHI-HASHIのカナディアンデストロイヤーから後藤が裏GTRを食らわせ、最後は合体技の奈落で粘るタイチを撃沈。悲願のIWGPタッグ奪取に成功した。試合後、両チームは健闘を称えあった。
第5試合ではNEVER無差別級王者の石井智宏が、因縁の相手であるHOUSE OF TORTUREのEVILと防衛戦を敢行。EVILはゴング前に奇襲攻撃を仕掛けるが、石井は真っ向から応戦。終盤、EVILは石井のラリアットをレフェリーに誤爆させ、ここからH.o.Tの面々が乱入。しかし、YOHの援護射撃を受けた石井は、EVILにとどめの垂直落下式ブレーンバスターを狙う。だが、裕二郎が背後からローブロー。すかさずEVILはNEVERのベルトで石井の顔面を殴打し、とどめのEVILで王座強奪。EVILは明日のNEVER6人タッグ王座戦(王者EVIL&高橋裕二郎&SHOvs挑戦者・後藤&石井&YOSHI-HASHI)で防衛に成功すれば、NEVER二冠王に。
第4試合はスペシャルシングルマッチとして柴田勝頼がXと対戦。そのXの正体は柴田がLA DOJOで指導する弟子の成田蓮。当初、キャッチレスリングルールと発表されるも、両選手とレフェリー合意のもと、プロレスルールに変更に。ひさびさのショートタイツ姿となった柴田は、串刺しの低空ドロップキックやコブラツイストなど得意技を繰り出す。だが、成田も成田スペシャルをはじめ、イキのいいファイトで応戦。終盤、激しい打撃戦に競り勝った柴田が、最後はスリーパーからのPKで3カウントを奪取。試合後、師弟は熱い抱擁をかわした。
第3試合はL・I・JとUNITED EMPIREの6人タッグ、内藤哲也&SANADA&BUSHIvsウィル・オスプレイ&ジェフ・コブ&グレート-O-カーン。明日の1.5東京ドームの内藤vsコブ、SANADAvsオーカーンのダブル前哨戦は、それぞれが相手を意識して真っ向勝負。試合は昨年の5.4福岡以来、ひさびさの日本でのファイトとなるオスプレイが、ヒドゥン・ブレイドでBUSHIに快勝。明日のIWGP世界ヘビー級王座戦を前に好調ぶりを見せた。
第2試合は棚橋弘至&田口隆祐&ロッキー・ロメロvsKENTA&石森太二&エル・ファンタズモ。翌日の1.5東京ドームでIWGP USヘビー級王座を懸けて対峙する挑戦者の棚橋と王者KENTA、そしてIWGPジュニアタッグ3WAYマッチで争う田口&ロッキーと石森&ファンタズモ(共にチャレンジャーチーム)は、丁々発止の攻防を展開。終盤、KENTAは無法状態を作り、竹刀で棚橋を滅多打ち。だが、棚橋は竹刀を奪うとKENTAを乱打。レフェリーの制止を振り切って竹刀を振り下ろし、結果は棚橋の反則負けに。
第1試合は遺恨深まるYOHとSHOが一騎打ち。YOHは開始早々ノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。だが、SHOはダーティーファイトでペースを握らせない。終盤、ディック東郷が介入するも、YOHは同士打ちを誘うと、ファイブスタークラッチでSHOから技アリのフォール勝ち。明日のNEVER6人タッグ王座戦に向けて勢いを示した。
第0試合は『KOPW 2022』進出権争奪ニュージャパンランボー。総勢19選手が参戦した時間差バトルロイヤルには、CIMA(GLEAT所属)や藤波辰爾(ドラディション所属)がサプライズ登場。最後まで残った鈴木みのる、チェーズ・オーエンズ、CIMA、そして矢野通の4選手が、明日の1.5ドームで行なわれる『KOPW 2022』決定戦4WAYマッチに進出することに。
また、第1試合前には場内ビジョンに、新日本の創始者であるアントニオ猪木さんからの「大きな夢、ファンに熱いメッセージを送りながら、がんばってもらいたいと思います」というVTRメッセージが映し出された。
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