ヒロムがIWGPジュニア王者・石森に渾身のDで激勝!
デスペラードは掟破りのCRⅡでファンタズモを撃破!
優勝決定戦はヒロムvsデスペラードのライバル対決に!
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5月31日(木)、富山・富山産業展示館・テクノホール西館で『BEST OF THE SUPER Jr.29』第12戦が開催され、A・Bブロックそれぞれの最終公式戦が行なわれた。今大会でついに6.3日本武道館のファイナル進出者2名が決定する。
オープニングマッチではBブロック公式戦として、IWGPジュニアタッグ王者のマスター・ワト(3勝5敗)とDOUKI(3勝5敗)が対峙。新日本の次代を担う両者の対決は、DOUKIが序盤からDOUKIボムを発射。その後も苦戦を強いられたワトだったが、スープレックス・デ・ラ・ルナを切り抜けると、最後はベンダバールで逆転勝ちを収めた。
第2試合のAブロック公式戦は、IWGPジュニアタッグ王者田口隆祐(3勝5敗)と金丸義信(3勝5敗)の対戦。ゴング前に金丸は奇襲攻撃。だが、田口も尻殺法で応戦。しかし、アンダータイツを脱いだ回転地獄ケツは、金丸がアトミックドロップで迎撃。そこから足を折りたたんでの変形エビ固めで田口を下した。
第3試合のBブロック公式戦は、BUSHI(3勝5敗)とGLEATのG-REX王者エル・リンダマン(4勝4敗)の一戦。開始と同時にリンダマンが小気味いいファイトで攻め込むと、BUSHIも感情あらわに反撃。終盤、BUSHIはリンダマンのタイガースープレックスを切り抜けると、そこから一気にたたみかけ、最後はエムエックスで勝利を収めた。
第4試合はAブロック公式戦、クラーク・コナーズ(3勝5敗)とアレックス・ゼイン(4勝4敗)が対決。コナーズのパワー殺法に対し、ゼインは立体的な技を軸に対抗。試合が佳境に入ると、ゼインはエプロンで危険なパワーボムを炸裂。だが、続くシナモンツイストをコナーズは膝で迎撃すると、最後は豪快なトロフィーキルで勝利をつかんだ。
第5試合のBブロック公式戦では、AEWのROHピュア王者ウィーラー・ユウタ(4勝4敗)とTJP(4勝4敗)が激突。両者は序盤から知恵の輪のような緻密なレスリングを展開し、場内の視線を釘付けに。終盤、TJPはピノイストレッチを仕掛けるもユウタは必死に回避。そして最後はシートベルトクラッチを決め、ハイレベルな技術戦を制した。
第6試合のAブロック公式戦は、YOH(4勝4敗)とNEVER6人タッグ王者SHO(4勝4敗)の因縁の一戦。SHOは試合開始とど同時に「勝ち点なんかくれてやる」とバックステージへ。だが、YOHは追いかけずリングに留まり、おびき寄せ作戦は失敗。しかし、SHOは懲りずに無法ファイトを繰り広げ、最後はレンチで殴りつけてからのショックアローで勝利を強奪した。
第7試合はBブロック公式戦として、優勝決定戦進出の可能性を残したロビー・イーグルス(5勝3敗)とCMLLのティタン(3勝5敗)が対戦。両者はスピーディーな飛び技をはじめ、真っ向からテクニックをぶつけ合う。共に膝のダメージに苦しむも、イーグルスのロン・ミラー・スペシャルを切り抜けたティタンが、最後はインモルタルで3カウントを奪取。これでイーグルスは無念の予選敗退に。
第8試合のAブロック公式戦は、優勝決定戦進出の可能性を残したIMPACT!のXディヴィジョン王者エース・オースティン(5勝3敗)と、フランシスコ。アキラ(2勝5敗)の一戦。闘志に燃えるアキラの猛攻に対し、オースティンはキックを軸にトリッキーなファイトで徹底抗戦。終盤、場外戦に突入すると、アキラはエプロンからファイヤーボールを炸裂。モロに食らったオースティンは立ち上がることができず、リングアウト負けを喫し予選敗退。試合後、アキラはXディヴィジョンのベルトを手に挑戦をアピールした。
第9試合のBブロック公式戦は、エル・デスペラード(5勝3敗)とエル・ファンタズモ(6勝2敗)が優勝決定戦進出を懸けて激突。ファンタズモはラフファイトを交えながら攻め立てるも、デスペラードも膝攻めで対抗。終盤、ファンタズモはCRⅡを炸裂。だが、デスペラードはカウント3寸前でキックアウト。ならばとファンタズモは相手のお株を奪うピンチェ・ロコを狙うも、回避したデスペラードが本家ピンチェ・ロコをお見舞い。そしてデスペラードは追撃の二発目の体勢に入るが、自ら解除すると、最後は掟破りのCRⅡでファンタズモを撃破した。
メインイベント(第10試合)はAブロック公式戦として、IWGPジュニアヘビー級王者・石森太二(6勝2敗)と、高橋ヒロム(5勝3敗)が激突。石森は序盤からヒロムが痛めている左膝に集中攻撃。ヒロムも意地の反撃を見せるが、石森はフィニッシュへの布石として徹底した腕殺しを敢行。苦しい戦いとなったヒロムだが、勝負を懸けた石森のラ・ミスティカ式Bone Lockを、Dで切り返す。これを石森はパワーボムで回避し、ブラディークロスの体勢に入るが、またもヒロムはDで捕獲。そこから旋回式のスタナーをはさみ、渾身のDで締め上げると、ついに石森の動きが止まり、レフェリーが試合をストップした。
この結果、優勝決定戦ではヒロムとデスペラードの一騎打ちが実現することに。メイン終了後、デスペラードが「クソ楽しい『SUPER Jr.』、俺が一番楽しい思いして終わらせてもらう」とアピールすると、ヒロムも「デスペラード! どっちが最高に楽しめるか決めようぜ!」と呼応した。
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