毘沙門がTMDKとの大接戦に激勝!
内藤&SANADAはH.O.Tに敗れ無念の脱落!
優勝決定戦は毘沙門vsオージー・オープンに!!
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12月11日(日)、兵庫・アクリエひめじで『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』第16戦が開催された。今大会では『WTL』の最終公式リーグ戦を中心に激闘が繰り広げられた。現時点では、すでに公式戦の全日程を終了したオージー・オープンが勝ち点14で単独首位。そのあとを12点で内藤&SANADA、毘沙門、TMDKが猛追し、今大会の公式戦の結果で優勝決定戦に進出する2チームが決定することに、
オープニングマッチでは藤田晃生がバッドラック・ファレと一騎打ち。藤田は圧倒的体格差にひるまず、ゴングと同時にエルボーを連発。だが、ファレは重いエルボードロップで藤田の動きを止めると、一気にグラネードを炸裂。圧巻の秒殺勝ちを収めた。
第2試合は大岩陵平&オスカー・ロイベが、“オージー・オープン”マーク・デイビス&カイル・フレッチャーにチャレンジ。闘志あふれるヤングライオンタッグの攻撃に、オージー・オープンは思わぬ苦戦を強いられる場面も。だが、終盤にサンドイッチ式キックで大岩を排除すると、最後はフレッチャーがロイベをハンマーロック式ツームストンパイルドライバーで料理した。
第3試合はエル・デスペラード&金丸義信&DOUKIvs石森太二&エース・オースティン&外道。1.4東京ドームのIWGPジュニアヘビー4WAYマッチで対峙するデスペラードと石森は、スリリングな攻防を展開。デスペラードのマフラーホールドを、石森はYes Lockで切り返す。終盤、クリス・ベイが乱入し、オースティンと共にDOUKIに波状攻撃。しかし、鈴木軍は外道をうまく孤立させると、最後はDOUKIがイタリアンストレッチNo.32でギブアップを奪った。
第4試合は本間朋晃&田口隆祐&マスター・ワト&クラーク・コナーズvs鷹木信悟&高橋ヒロム&BUSHI&ティタン。1.4東京ドームのIWGPジュニアヘビー4WAYマッチを見据え、ワトとヒロムはスピーディーな技の応酬を繰り広げる。終盤、ティタンが華麗なトペ・コンヒーロで本隊を分断。そこからL・I・Jは本間に集中攻撃を浴びせ、最後は鷹木がパンピングボンバーで3カウントを奪取した。
第5試合の『WTL』公式戦は、アレックス・コグリン&ゲイブリエル・キッド組(1勝7敗)と鈴木みのる&ランス・アーチャー組(3勝5敗)が対峙。ゲイブリエルはストリートファイトスタイルで登場し、鈴木とラフファイトの応酬を展開。コグリンもパワーで、巨漢アーチャーに立ち向かう。だが、最後はアーチャーがコグリンにブラックアウト、鈴木がゲイブリエルにゴッチ式パイルドライバーを同時に炸裂。鈴木軍が有終の美を飾った。
第6試合の『WTL』公式戦は、棚橋弘至&矢野通(4勝4敗)とグレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ(4勝4敗)が激突。共に勝ち越しの懸かった両チームは、序盤から丁々発止の攻防。試合が佳境に入ると、矢野はヘナーレに鬼殺しを狙うが、切り抜けたヘナーレはランペイジを炸裂。さらに棚橋をダブルのキックで場外に排除すると、最後はIMPERIAL DROPで矢野を沈め、勝ち越しを決めた。
セミファイナル(第7試合)の『WTL』公式戦は、内藤哲也&SANADA(6勝2敗)と“H.O.T”EVIL&高橋裕二郎組(2勝6敗)の対決。昨年の『WTL』最終公式戦の雪辱、そして優勝決定戦進出を懸けて、L・I・Jタッグは巧みなインサイドワークで切り崩しにかかる。終盤、H.O.Tはピンチに陥るも、SHOが場内の灯りを消すと形勢逆転。H.O.Tは無法ファイトで一気に巻き返し、EVILが内藤をEVILで排除すると、最後は裕二郎がBig JuiceでSANADAを撃沈。内藤&SANADAはあと一歩のところで、昨年に続き優勝戦線から脱落することに。この時点で、7勝2敗のオージー・オープンの優勝決定戦進出が確定。
メインイベント(第8試合)では『WTL』公式戦として、二連覇を目指す“毘沙門”後藤洋央紀&YOSHI-HASHI(6勝2敗)と、“TMDK”マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト(6勝2敗)が激突。両チームは優勝決定戦のもう一つの座を懸け、激しく意地をぶつけ合う。TMDKはラフファイトを交えながら、徐々に毘沙門を追い込んでいき、終盤には後藤にスーパー・タンク・バスターを狙う。だが、後藤は誤爆を誘うと、ここから毘沙門が猛反撃。孤立したニコルスは粘りを見せるも、最後は毘沙門が消灯で勝利をつかんだ。
試合後、毘沙門とオージー・オープンは視殺戦を展開。そしてYOSHI-HASHIが「次の仙台! 空前絶後のざんまいで締めたいと思います!」とアピールすると、最後は後藤が「連覇するぞー! 次回、仙台サンプラザで会いましょう! そのときまで消灯!!」と大会を締めくくった。
【12月7日(水)22時~】『真夜中のレッスル&キングダム』今回は「バッドラック・ファレ選手(前編)BC、最初は違う名前だった!? なぜNZ道場を立ち上げた?2017年『G1』永田戦で見せた“一礼”の意味」