ナイチンゲールが大物モネに番狂わせ!
栄えある初代STRONG女子王者に君臨!
オスプレイが棚橋との接戦を制し決勝進出!
オカダ組とモクスリー組が激闘を展開!
ジュースが“妻”の援護射撃でロッサーを撃破!
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現地時間5月21日(日)、アメリカ・Walter Pyramid(カリフォルニア州ロサンゼルス/ロングビーチ)にて、ビッグマッチ『Resurgence』が開催された。今大会では初代STRONG女子王座決定トーナメントや、IWGP US王座挑戦者決定トーナメント1回戦を中心に激闘が繰り広げられた。
第1試合はTMDKのザック・セイバーJr.&バッド・デュード・ティト組と、CMLLのヴィールス&バルバロ・カベルナリオ組による異色対決。ザックの変幻自在のサブミッションに対し、ジャベの達人ヴィールスは真っ向から対抗。ティトとカベルナリオも荒々しいファイトでぶつかり合う。最後はカベルナリオがカベルナリアでティトからギブアップを奪った。
第2試合は「初代STRONG女子王座決定トーナメント1回戦」、メルセデス・モネvsステファニー・バッケル(CMLL)。大物食いを狙うルチャ戦士バッケルは、モネに猛攻。厳しい戦いとなったモネだが、効果的にダブルニーでダメージを与えると、最後はモネメイカーで1回戦を突破した。
第3試合は同じく「初代STRONG女子王座決定トーナメント1回戦」、向後桃(スターダム)vsウィロー・ナイチンゲール(AEW/ROH)。体格ではるかに優るナイチンゲールは、パワフルなファイトで向後を圧倒。しかし、向後も意地を見せ、ネクター・ピーチやモモンパを決める。だが奮闘及ばず、最後はBabe With The Powerbombの前に玉砕した。これで決勝はモネvsナイチンゲールに。
第4試合は遺恨深まるフレッド・ロッサーとジュース・ロビンソンが「NO DQ ストリートファイトマッチ」で激突。試合はムチやテーブル、ラダーなどさまざまなアイテムが飛び交う大乱戦に。ジュースは無慈悲な攻撃で痛めつけるが、ロッサーもひるまず徹底抗戦。終盤、ジュースがピンチに陥ると、ジュースの妻であるトニー・ストームが乱入。夫婦でロッサーを追い込み、最後はジュースがジュース・イス・ルーズで標識の上に叩きつけ、凄惨な試合を制した。
第5試合はSTRONG無差別級王者のヒクレオが、前王者のKENTAとリマッチ。KENTAは狡猾なインサイドワークで勝機を探るも、巨漢ヒクレオの前に防戦一方。だが、ヒクレオをバックステージまで誘い込んで足にダメージを与えることに成功。怒ったヒクレオは場外通路にテーブルを設置し、階段の上からゴッドセンドで叩きつけようとする。しかし、KENTAは逆にヒクレオを突き落とし、テーブルは真っ二つに。KENTAはリングに戻るも、大ダメージのヒクレオは生還できず。KENTAが王座奪還に成功した。
第6試合はスペシャル6人タッグマッチとして、オカダ・カズチカ&石井智宏&ロッキー・ロメロ組と、AEWの“ブラックプール・コンバット・クラブ”ジョン・モクスリー&ウィラー・ユウタ、そして海野翔太のトリオが対決。5.3福岡でオカダに対し宣戦布告した海野は、闘志をムキ出しに。すると、オカダも厳しい攻めで応戦。6人が一進一退の攻防を繰り広げる中、モクスリーと海野は連携も披露。終盤、オカダはモクスリーにレインメーカーを炸裂し、場内をわかす。混戦の中、最後は海野がデスライダーでロッキーを仕留めてみせた。
セミ(第7試合)は「IWGP USヘビー級王座 ナンバーワン・コンテンダートーナメント 1回戦」、棚橋弘至vsウィル・オスプレイ。大歓声に包まれる中、両者は熱のこもった攻防を展開。終盤、棚橋はオスプレイのストームブレイカーをスリングブレイドで切り返すと、さらにハイフライアタックを炸裂。しかし、オスプレイは追撃を許さず、怒涛のたたみかけ。最後はヒドゥンブレードからのストームブレイカーで棚橋を撃沈。6.4大阪城の決勝で、ランス・アーチャーと対峙することに。
メイン(第8試合)は「初代STRONG女子王座決定トーナメント決勝戦」として、モネとナイチンゲールが激突。ナイチンゲールは豪快な雪崩式ブレーンバスターをはじめ、重い攻撃でダメージを蓄積させる。しかし、モネも持てるテクニックを駆使して必死に対抗。だが、終盤にナイチンゲールはBabe With The Powerbombを炸裂。モネはカウント3寸前で返すも、追撃のBabe With The Powerbombで万事休す。ナイチンゲールが大仕事をやってのけ、初代STRONG女子のベルトを手にした。
試合後、ナイチンゲールは涙と共に、マイクで喜びを爆発させた。
そのほか、第0試合が2試合行なわれ、LA DOJOのTHE DKCはストレイドッグ・アーミーのベイトマンと対戦。DKCは大柄のベイトマンに苦戦を強いられるも、最後はDKCrucifixで逆転勝利をスコア。また、アレックス・コグリンはAEWの重鎮クリストファー・ダニエルズと激突。コグリンがダニエルズの老獪なインサイドワークをくぐり抜け、ジャックハマーで勝利をつかんだ。
また、第4試合終了後にオージー・オープンのカイル・フレッチャーが登場。マーク・デイビスの負傷に伴い、IWGPタッグSTRONGタッグ王座の返上を発表した。
『真夜中のレッスル&キングダム』次回は、TJP選手が初登場!今回は「KUSHIDA選手(後編)!“兄”の導きで高田道場入り!米国でリーグ戦がない理由は? 」