ロメロ&SHO&YOHのROPPONGI 3Kが6大会連続で登場し、タイチ&デスペラード&TAKAの鈴木軍と対決。SHO&YOHは1月28日札幌でIWGP Jr.タッグ王者に返り咲き。そのタイトルを狙い、金丸&デスペラードが挑発を繰り返している。
タイチはディーバのあべみほを引き連れ、南側客席の通路から登場。そんな中、鈴木軍が奇襲攻撃で先制し、3人がかりでSHOを痛めつける。
だが、SHOがデスペラードを場外へ叩き出し、TAKAにスピアー、タイチにドロップキックをお見舞い。そして、ジャーマンスープレックスの体勢に入るも、タイチが服部レフェリーにしがみついて抵抗。これでSHOは2人分の体重を受け、腰を痛めてしまう。
それでもSHOはタイチにエルボー連打を見舞ってロープへ走るが、控えのデスペラードが腰を蹴って妨害。すかさずタイチが腰を狙ったローキック逆襲し、激しい場外乱闘が巻き起こる。
大ダメージを負ったSHOがカウント19でリングへ戻ると、TAKAがジャストフェースロック、タイチが木づち攻撃、串刺しアックスボンバー、デスペラードがゴリースペシャルなどでいたぶり続ける。しかしSHOは、ブレーンバスターを仕掛けたデスペラードを反対に投げ捨て、ようやく赤コーナーへ帰還。
タッチを受けたロメロはデスペラードと対峙し、日本語で「ナカスゾ、コノヤロー!」と叫ぼうとする。しかし、デスペラードが途中で口をふさいでしまう。
それでもロメロはデスペラードの脚を引っ張って180度開脚させ、顔面にパンチをお見舞い。その直後、ニュートラルコーナーでサマーソルトを披露してタイチを翻弄し、ヘッドシザースホイップで投げ飛ばす。そして、デスペラードに連続串刺しラリアット、カウンターラリアットを食らわせた。
ここでYOH対デスペラードとなり、YOHが串刺しジャンピングバックエルボーで先制。さらに、エプロンからジャンピングハイキックとタックルを浴びせ、トップロープ越えのフットスタンプに繋ぐ。だが、デスペラードは顔面攻撃で流れを変え、カウンターヌカドーラで逆転。
そこから鈴木軍がYOHにトレイン攻撃を敢行し、TAKAが低空ランニングニーアタックで追撃。さらに、ショートレンジジャンピングニーアタック、スーパーキックを炸裂させる。
ここでTAKAが服部レフェリーの視界を遮り、タイチがYOHを捕獲。そして、デスペラードがIWGP Jr.タッグベルトを振りかざすが、SHOが場外から足を引っ張って妨害。
さらに、ロメロがドロップキックでタイチを蹴散らすと、1人でリングに残ったTAKAがサミングを連発。しかし、YOH&ロメロ&SHOがトリプルジャンピングニーアタックを食らわせ、ロメロがトペスイシーダでタイチ&デスペラードを分断。
続いてSHOがTAKAにバッククラッカーを見舞い、YOHがジャンピングフロントキックで追撃。そして最後は、YOH&SHOが3KでTAKAを仕留めた。
ロッキー「見たか!? SHOが背中を痛めたけど、ROPPONGI 3Kはケガがあっても、この聖地・後楽園ホールで勝ったんだぜ! リラックスしろよ、チョットマッテ、スズキグン! オマエらはタイトルマッチをしたいのか!? なぜにタイトルマッチ!? (※手で高いところを指して)コイツらはトップ中のトップだぜ!? デスペラードと金丸は(※かなり下を示して)ヤングライオンがここだとすると、その一つ上ぐらいだぜ! デスペラードと金丸はタイトルマッチをやる資格なんかねぇぜ! もしオマエらがタイトルマッチをやりたいってんなら、このカントク、ロッキーの目に止まるようなことをして見せてくれよ! チャレンジャーは世界中にいるんだぜ!? コイツらはNXT、ROH、WWE、ぜーんぶ含めてもトップ中のトップなんだぜ! 挑戦させてほしいんだったら、それだけのものを見せてみろよ! ROPPONGI 3K、サイッコー!」
SHO&YOH「サイッコー!」
SHO「鈴木軍、アイツら、何がしたいのかサッパリ分からない。ベルトを奪ってさぁ、ベルトで攻撃しようとしてさぁ、何がしたいんだろう!? 俺らの邪魔するなって。もう、あの頃の俺らじゃないんだよ。トップ・オブ・トップ! ナンバー1のチームなんだよ。挑戦したけりゃさぁ、『挑戦させてください』って言やぁいいんだよ。そしたらちょっと考えるよ。素直に言いなよ、『挑戦させてください』って。でもね、そう言おうとした瞬間、僕はね、Shut Your Mouth! 口を閉じちゃうんだ。絶対挑戦させない」
YOH「今カントクが言ってくれたことと、YOHが言ってくれたことプラス、鈴木軍はヤなヤツヤなヤツヤなヤツヤなヤツヤなヤツヤなヤツヤなヤツヤなヤツヤなヤツヤなヤツヤなヤツヤなヤツヤなヤツヤなヤツの集まりなんだよ。そんなヤツらとタイトルマッチなんかしたくないよ、全然シビれないよ! もっとシビれるチームよこしてよ!
デスペラード「おい、SHO、YOH! どっちがSHOでどっちがYOHだかそんなのはどうでもいい。どうせてめえら、ロッキーがいなきゃ何もできねえんだろ? あいつにおんぶに抱っこじゃねか」
タイチ「ロッキーがいても変わんねえよ。なんにも変わんねえよ。一緒だろ」
デスペラード「ハハハハハ! だってさ。俺たちがプロレスの怖さを教えてやる。てめえらキラキラキラキラやってりゃいいってもんじゃねえんだよ。怖えんだよ、プロレスって」
タイチ「なんべんも言わすな。もういいんだよ、ああいうチビとか細い奴は。いいんだよ。見てみろ、2メートル1センチ、170キロの身体を。後楽園ホール、思い出すな。前回何があった? 前回何があった、こら!」
──内藤選手との一騎打ちがありました。
タイチ「そこであいつ、なんつった?」
──タイチ選手がヘビー級にいけばいいんじゃないかと。
タイチ「とかな。のほほんとしていていいのかとか言ったな、あいつ。てめえが言ったんだぞ、内藤! 責任取れ、その発言。てめえが言ったんだぞ。てめえが俺をその気にさせたんだぞ。内藤、責任取れ。だから、もう一回俺とシングルだ。責任取れ。その気にさせた俺の前にもう一回立て。なあ、内藤。TAKAタイチじゃねえぞ。この新日本プロレスのリングでもう一度俺の前に立ってみろ。てめえがその気にさせたんだよ。やってやろうじゃねえか。お前よ、大阪でヘビー級の三下となんかやってねえで、俺とやったほうが楽しいんじゃねえか? いい返事待ってるよ。トランキーロじゃねえよ。ラビドだよ、そこは。ラビド! すぐよこせ。逃げんな、てめえのせいだ。なんか聞きてえことあんのか?」
──それは……。
タイチ「(遮るように)うるせえな! なんだ言ってみろよ」
──それはヘビー級に……。
タイチ「(遮るように)うるせえハゲ! なんだこら言ってみろよ」
──それは……。
タイチ「うるせえハゲ! この野郎!」