第1試合は成田蓮と上村優也の若獅子対決。
開始のゴング、バックの取り合いから成田がリストを固め、グラウンドに持ち込む。そして上村の左足を締め上げる。しかし、上村は脚力で跳ね返し、成田のバックを奪うと持ち上げてテイクダウン。ここで両者は一旦距離と取る。
成田はタックルでダウンさせると逆エビ固めへ。上村は必死にロープエスケープ。成田はストンピングを執拗に叩き込む。
上村はボディスラムを切り抜けると、成田の背中にドロップキック。さらに串刺しドロップキックを豪快に突き刺す。
上村はショルダースルーで放り投げ、逆エビ固めへ。ロープに逃げる成田を、上村はリング中央に引き戻す。だが、成田もなんとかロープエスケープ。
両者は気合と共にエルボー合戦へ。成田は競り勝つと、フロントスープレックスを狙うが、こらえた上村は頭突き。そしてかんぬきスープレックスで成田を叩きつけてフォールへ。しかし、カウントは2。
上村はエルボーの連発からロープへ。しかし、成田は追いかけてエルボー。そしてフロントスープレックスのまま上村を固めて3カウントを奪取。成田が先輩の意地を見せた。
成田「ヤングライオンは、逆エビだけが勝てる技じゃないんだ。今日出したスープレックスは、絶対に上の先輩にも勝つことのできる技だと思う。2月9日、YOSHI-HASHIさんに絶対勝ってみせます。勝たなきゃダメです」
上村「クソッ! 成田蓮、僕のデビュー戦の相手を務めてくれた相手ですし、体型もまだ細くてお互いに似てます。でも、これからはもっともっとでかくなって、強くなって、いつか誰にも文句言われないぐらい強くなりましょう。今日は悔しいですけど、ありがとうございました(と言って、カメラに向かって一礼)」