前年度＆前々年度優勝チームのSHO＆YOHが登場。2戦全敗のTJP＆コナーズと対決する「SUPER Jr. TAG」公式戦。

　SHOとコナーズの対決で試合が始まり、チョップと逆水平チョップを打ち合う。そこからSHOがエルボー連打を浴びせると、コナーズは首固めで奇襲。その後、コナーズが前方回転エビ固めを繰り出すと、SHOがキックアウトしてローキックを発射。だが、コナーズが身をかわした。
　YOH対TJPとなり、TJPがコークスクリューヘッドシザースホイップ。するとYOHはヘッドシザースで捕らえるが、TJPが倒立で切り返す。しかしYOHは、アームホイップからショートレンジドロップキックをお見舞い。
　SHO対TJPとなり、TJPがロープあいだを抜けて自ら場外へ飛び出し、SHOを困惑させる。その直後、コナーズが死角からタックルを食らわせ、SHOを吹き飛ばす。
　それでもSHO＆YOHは連携攻撃でコナーズに報復し、ダブルドロップキックでTJPを排除。ここからコナーズが孤立し、YOHがチンロック、首4の字固め、SHOがローキックなどで攻め立てる。しかしコナーズは、YOHが仕掛けたブレーンバスターを抵抗し、カウンタードロップキックで逆転。
　SHO対TJPとなり、TJPがマンハッタンドロップ、ローリングソバット。さらに、セカンドロープから飛んでジャンピングエルボーを食らわせ、変型バックドロップで叩きつける。
　さらにTJPは、SHOをセカンドロープに引っかけて三角飛び低空ドロップキックを見舞い、フライングボディアタックで追撃。
　その後、コナーズ＆TJPがSHOに合体パワーボムを敢行し、コナーズがジャックナイフ式エビ固めで3カウントを迫る。
　それでもSHOは追走式ラリアットを浴びせるが、当たりが浅く、コナーズが追走式バックエルボーで逆襲。だが、SHOがカウンターラリアットで吹き飛ばした。
　YOH対コナーズとなり、SHOの串刺しラリアットからYOHが踏み台式串刺しジャンピングバックエルボー。そして、ファルコンアローからフォールに行くが、TJPがカットする。
　さらにTJPは、ロープとエプロンを行き来してSHOを幻惑し、場外へ追いやる。そして、YOHに両脚キックを見舞うと、コナーズがスピアーでなぎ倒す。
　10分が経過し、TJPがダイヤモンドカッターでSHOを排除。そして、YOHにデトネーションキックを食らわせると、コナーズが逆エビ固めでギブアップを迫る。
　しかし、SHOが持ちこたえ、YOH共にダブルジャンピングニーアタックでコナーズに報復。そして、3Kを狙うが、TJPのカットが間に合う。
　するとYOH＆SHOはダブルトラースキックをTJPに見舞い、3Kで戦闘不能にする。ところが、直後にコナーズが2人をスピアーでまとめて吹き飛ばす。
　だが、YOHが追撃から逃れ、トラースキック、ジャーマンスープレックスホールドで挽回。そして、ドラゴンスープレックスの体勢に入るが、コナーズが抜け出して回転エビ固めで丸め込む。
　しかし、YOHがキックアウトし、最後はスターゲイザーでコナーズを屈服させた。

YOH「よしッ！ スターゲイザー、またひとつ、星がね、増えました。少しずつ、少しずつさ、決勝まで、優勝までの道のり、それがさ、見えてきた、開けてきた。チャンピオンとしてね、ディフェンディング・チャンピオンとして必要なのは、強さもそうだけど、あとは相手を受け入れる器量っていうか器。みんまなさ、このリーグ戦に懸ける気持ちはいっしょだから。だからさ、TJPとコナーズの分も、彼らから勝ち取った1勝を大事に、次に進んでいきます」
SHO「今、YOHさんが言ってくれたことプラス、TJP、コナーズ、彼らと一緒に、もっともっとジュニアタッグっていうこのジャンルを盛り上げていきたい。一緒になってくれれば、もっと楽しくなる」
　
コナーズ「（※コメントスペースにたどり着くや、転がるようにフロアに倒れ込み、右ヒザを押さえる。そして上半身を起こすと、『クソッ』と言いながら右ヒザを何度も叩き、『アアッ』とうめき声をあげる。立ち上がって）TJ、今日もだけど、ソーリー。言われてることはわかってるんだけど、これがドージョーで教え込まれたシバタスタイルなんだ。それをやったまで。だけど、また負けてしまったことは……」
TJP「あれがドージョースタイルだって？ ドージョーで教えてもらったって？ 負け続けることがか？ 勝つためにどうするかを教えてもらってるんじゃないのか？ 俺は勝つためにって教えてもらったぞ。そうじゃないのか？ それは変わってないはずだ。“勝つために”がすべてなんだ。それは変わってないはずだぞ。もうひとつ言っておこう。俺が信条としていることだ。信条にな。10年前、俺はタグチサンとトーキョードームでシングルマッチを闘った。『アルティメット・ロワイヤル』の第1日目にな。イノキサン（アントニオ猪木）には同じようなことを言われた。まったく褒めてくれなかった。むしろ、より厳しかった。それによって、俺はますます勝利を渇望するようになった。イノキサンの目の前で負けは許されなかった。意識改革され、それが大きなきっかけとなったんだ」
コナーズ「わかりました」
TJP「よし。なら次だ」