試合前、リングネームをコールしたリングアナウンサーにファンタズモが言いがかりをつけ、退場を命じ、改めてバレットクラブ(ファンタズモ・石森)の入場コールを敢行。
カリフォルニアが地元のロメロが観客から声援を受ける中、ロッキーと石森で試合がスタート。ロッキーが石森をロープに詰め寄ると、ロッキーは腰を振って石森を挑発。それを見た石森はスワンダイブ式のドロップキックを狙うも、ロッキーがかわすとアッパーカット、パンチをお見舞い。
そして、ロッキーから田口にタッグするとすかさず石森もファンタズモにタッグ。ファンタズモが田口に握手を求めると、田口はその手をつかんで自身のお尻をつかませた。ファンタズモがその手を田口に匂わせると田口はダウンし、ファンタズモがすかさずカバーもカウントは2つ。
そして田口がファンタズモをロープに振り、ファンタズモを走らせたが、途中で形勢が逆転し、いつの間にか田口がリング上を走らされる展開に。途中で力尽きた田口だったが、倒れた際に頭がファンタズモの肩に当たり、ヘッドバッドの形に。ここから丸め込みを狙った田口だったが、お互いに丸め込みの応酬となった。
そして田口がファンタズモにマンハッタンドロップ、続けてロッキーと二人でアトミックドロップを放つと、いつものタグチジャパンスタイルの展開。田口監督の指示のもと、ロッキーがコーナーのファンタズモにヒップアタックを何度も放つと、田口は対角線上のコーナーのセカンドロープに立ち、自身のお尻にファンタズモをぶつけるように指示。しかしファンタズモはこれをかわすと、田口のお尻をわしづかみ、その指を田口になめさせ、ダウンを奪った。
ここでファンタズモから石森にタッグすると、石森はトップロープから飛び降り、田口の背中をひっかき、続けざまにバックブリーカーを見舞っていった。すぐさま石森がファンタズモにタッグすると、ファンタズモも石森と同じくトップロープから田口をひっかき、またもや石森にタッグ。今度は田口をロープにつるし、ファンタズモが股間を踏みつけていく。
石森もこれに加勢して2人で踏みつけると田口はダウン。倒れた田口に対してファンタズモが煽るように観客に田口コールを要求。ここで再び石森からファンタズモにタッグすると今度はトップロープからの踏みつけ。さらにスープレックスを敢行するが、田口も持ちこたえてお返しにスープレックスを放った。ここでようやく田口からロッキーに交代すると、ファンタズモにヘッドシザーズを決め、フォーエバーラリアットで1人で2人を蹴散らし、スライスブレッドをファンタズモに放っていった。
ここで、田口がタッチを要求し、ロッキーが田口のお尻にファンタズモをぶつけると今度はヒット。続けてロッキーがトルネードDDT。田口がオヤァイポーズをきめ、スライディングヒップアタックからのカバーは、石森のカットでカウント2。さらに2人での攻撃を狙うも石森がカットに入り、ファンタズモが田口への延髄切り。ここでファンタズモから石森にタッグすると、両サイドからのトラースキックで田口をサンドイッチ。
石森がさらに畳みかけるも、ロッキーがカットし、石森とロッキーがエルボーの応酬から、ロッキーの延髄切りが決まると、ファンタズモがロッキーへスーパーキック、田口がファンタズモにヒップアタック、すると石森が田口にハンドスプリングキックを放った。続けて石森がブラディークロスを狙うが、田口がそれを切り返してアンクルホールド、さらにどどんを狙うが石森が丸め込みで切り返し、3カウントを奪取した。