静かな立ち上がりからテイラーが腕を取って絞り、ヘッドロックへ移行。そして、同時に腕を極める。
その後もテイラーは巧みなテクニックを連発し、DKCの腕に集中攻撃。試合の主導権を握り続ける。
それでもDKCはヘッドシザースホイップでテイラーを投げ、フィストドロップを投下。しかし、テイラーがボディブローでやり返し、再びDKCの腕へ集中砲火を浴びせる。
苦しくなったDKCは、テイラーの延髄にハイキックを食らわせ、ヘッドシザースホイップ、ショートレンジドロップキックで追撃。さらに、スモールパッケージホールドで押さえ込む。
続いてDKCはセカンドロープからジャンプするが、テイラーがアッパーカットで迎撃し、足首のしなりを利用したキックを見舞う。だが、DKCがローキックをかわし、変型ジャンピングパワーボムで叩きつける。
さらにDKCはエルボー連打からロープへ走るが、テイラーがカウンターフロントハイキックをお見舞い。そして、バタフライオモプラッタ(変型羽折り固め)で勝負を決めた。
Lion's Break Collision #2
- 日時
- 2020年7月11日(土) 開場 11:00開始
- 会場
- 非公開
- 放送
-
第1試合 15分1本勝負
MATCH REPORT
COMMENT
テイラー「この15~16年間、俺はこのプロレス界や世界中を旅してきた。心の底からこう思う。ニュージャパン、ここには世界一のレスラーたちが勢ぞろいしているよ。でもラスト・テイラーがいない。それがニュージャパンの欠けている点だ。まあ、いまはここにいるけどな! あのリングにもいるぞ! そしてお前たちは世界一のプロレスを目の当たりにする。
現時点でも、もちろんニュージャパンには世界一のレスラーが揃っているが、彼らだけじゃ足りない気がするんだ。なぜならニュージャパンには……、このカリフォルニアボーイがいないからさ(ニヤリ)。この“西海岸”の男がな。俺は西海岸のファイトスタイルとキャッチ・レスリングを混ぜてたファイトスタイルで闘っているんだ。
今後、このリングで闘う相手が誰だろうとかまわない。ザック・セイバーJr.でもいいし、オカダでもいい、カツヨリ・シバタだっていい。俺は自分自身を証明したい。そして、必ず証明する。あばよ!」
DKC「テイラーとの闘いはハードだった。でも、俺はちゃんと闘った。全力を注いだ。ペースもいつもより上げて闘ったよ。でもアイツが勝利を奪っていった。あの試合こそ俺がニュージャパンでやる闘いだ。いつもあのリングに立つときはな。また、ここで試合がしたいよ。もう一回アイツと闘って、今度は勝利を掴みたいね。D.K.Cからは以上だ」