「NEW JAPAN CUP 2020 in the USA」を制し、IWGP USヘビー級王座の挑戦権を獲得したKENTAに、コブが挑む「権利証争奪戦」。両者はトーナメント準決勝戦でも対戦しており、KENTAが勝利。だが、そのダーティーファイトにコブが激怒し、この一戦が組まれることになった。
ゴング直後、KENTAはいきなり場外へエスケープ。そして、ようやくリングへ戻ったと思いきや、すぐにまた場外へ降りてしまう。
その後もKENTAは挑発するようにたっぷりと間を取り、コブが痛めている左膝を狙ってローキックとトーキックを浴びせていく。それでもコブはボディスラムの体勢に入るが、KENTAは顔面かきむしりで脱出。
だが、コブはカウンターショルダータックルで逆転し、ヘッドバット、エルボー、エルボースマッシュで追撃。そして、KENTAをスローイングし、ニュートラルコーナーへ叩きつける。
続いてコブがカウンターフロントスープレックスで投げ捨てると、KENTAは場外へ転落。それをコブが追おうとするが、KENTAが膝をハンマーブローで殴って逆襲。これでコブがダウンすると、膝にパンチ連打を浴びせる。
これで再びKENTAのペースとなり、ストンピング、ローキック、ニードロップ、アキレス腱固めなどで徹底的にコブの膝を痛めつける。
しかしコブは、ショートレンジラリアットで挽回。さらに、逆水平チョップ連打、エルボー連打でKENTAに追い撃ちし、足を引きずりながらも串刺しラリアットを食らわせる。
ところが、KENTAがショートレンジ低空ドロップキックを膝に見舞って逆襲。そして、コブの両脚をセカンドロープへ乗せ、DDTで突き刺す。
続いてKENTAは、串刺しフロントハイキック、串刺し低空ドロップキックでコブに追撃し、ダイビングフットスタンプを発射。だが、コブが回避し、カウンターバックフリップで巻き返す。
ここでコブはツアー・オブ・ジ・アイランドを仕掛けるが、KENTAがレフェリーを掴んで抵抗。するとコブはエルボーからロープへ走るが、KENTAはレフェリーを激突させて身を守る。
これでレフェリー不在となる中、KENTAはDDTでコブに追撃し、パイプイスで殴りかかる。それをコブが回避して変型バックドロップからフォールするも、カウントは数えられない。
それでもコブは先に立ち上がるが、KENTAが急所を殴って逆転。そして、go 2 sleepの体勢に入るが、コブが脱出し、レインメーカー式ツアー・オブ・ジ・アイランドを炸裂させる。
それでもすぐには動けないコブだったが、背中から覆いかぶさる形で必死にKENTAをフォール。そして、ようやく復活したレフェリーがカウントを数え始める。ところが、突如としてチェーズ・オーエンズが乱入し、レフェリーを場外へ引きずり落とす。そして、そのままコブへ襲い掛かり、拳で頭部を滅多打ちにする。
さらにKENTAがコブを羽交い絞めにし、オーエンズが挑戦権利証入りのアタッシュケースで殴ろうとする。それをコブがトーキックで迎撃し、KENTAにバックエルボーを浴びせて脱出。そして、ラリアットでオーエンズを退治するも、KENTAが背後からアタッシュケースで殴打。
続いてKENTAがコブにランニングローキックを食らわせ、go 2 sleepからフォール。ここでサブレフェリーがリングへ上がり、3カウントを数えた。