第3試合はジェイ・ホワイト(4勝2敗)と高橋裕二郎(0勝6敗)のBULLET CLUB同門対決。首位タイのジェイは、10.8広島の試合後に「ユージローのことはすごく信頼してる」とコメントを残している。裕二郎は優勝戦線から脱落しているが、自身に信頼を寄せる仲間を相手にどのような戦いを繰り広げるのか?
ジェイは参謀の外道を伴って入場。その出で立ちは試合コスチュームではなく、袖を切ったTシャツにジャージのズボン姿。
ゴング前、3人はToo Sweetサインをかわす。そしてゴングが鳴ると、ジェイは場内に手拍子で「裕二郎」コールを煽る。そして、裕二郎に自身に白星を献上すべく、リングに寝転ぶよう要求。
裕二郎が要求どおり寝転ぶと、ジェイはカバー。しかし、ジェイは3度にわたりカウント1で自ら離れ、ニヤリと笑う。そして、4度目のカバーで勝利を収めようとするも、今度は裕二郎がカウント3寸前でキックアウト。
ジェイは裕二郎にジョークであることを確認。 そして、裕二郎がもう一度寝転び、ジェイがカバー。しかし、またも裕二郎はカウント3寸前で跳ね返す。
これを不審に思ったジェイが、場外の外道に話しかけると、なんと裕二郎は背後から横入り式エビ固め。ジェイはカウント2で跳ね返し、裕二郎に「何をやってるんだ?」と詰め寄る。すると、裕二郎は続いて首固め。
これもジェイは返すが、裕二郎の胸板を付き押して抗議。すると、裕二郎はショートレンジラリアットを叩き込み、さらにインカレスラムを炸裂。場外では外道が唖然とした表情。
続いて裕二郎はマイアミシャインを狙うも、ジェイは切り抜ける。そして、ラリアットを振るうが、かわした裕二郎はジェイをレフェリーに向けて突き飛ばす。ジェイは激突寸前で踏みとどまるも、裕二郎は背後からローブロー。そこから横入り式エビ固めで丸め込むが、カウントは2。
すると裕二郎はマイアミシャインを決めてカバー。だが、これもジェイはカウント2でキックアウト。ならばと裕二郎はピンプジュースの体勢に入るが、ジェイはローブローをお見舞い。その間、外道はレフェリーの注意を引きつけてサポート。
すかさずジェイはブレードランナーを決め、裕二郎から3カウントを奪取。これでジェイが5勝2敗、裕二郎は0勝6敗に。
試合後、ジェイはリング下からイスを取り出すと、裕二郎に殴りかかろうとするが、外道が「落ち着け」となだめる。するとジェイはイスを投げ捨て、憮然とした表情でリングをあとに。