Road to DESTRUCTION

日時
2019年9月8日(日)   16:00開場 17:00開始
会場
千葉・東金アリーナ 
放送
バナー
観衆
2,149人(満員)

第8試合 60分1本勝負
永田裕志 WRESTLING LIFE 35周年記念試合

レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 地元東金市の英雄・永田のWRESTLING LIFE35周年記念試合。第三世代の仲間たち、中西、小島、天山、そして引退を表明している先輩のライガーとチームを結成し、ファレ&タマ&タンガ&裕二郎&邪道のBULLET CLUB対戦する。

 正規軍サイドはライガー、中西、小島、天山の順番で一人ずつ入場。そして最後に大声援の中、永田が入場。コーナーに上がると「ゼアッ!」と敬礼してリングインだ。そして中西と組み合って脇の差し合い。ひときわ元気なところをアピールすると5人揃って記念撮影だ。
 その間にBULLET CLUBが入場。東金アリーナに集まったファンは一斉にブーイングだ。そして邪道がマイクを持って、「ヘ~イ! ライガー! いや、ライガーさん。あんた、来年の1月引退するらしいじゃねえか。もしかして、今日が俺とやんの最後かもしれねえだろう。俺は本当にあなたのことを心から尊敬しているんだよ。だから今日は正々堂々とやりましょうよ。正々堂々とやろうじゃねえか!」とライガーにアピールだ。
 先発はそのライガーと邪道。邪道はマイクアピール通り、手を差し出す。しかし、ライガーは応じない。そしてロックアップで組み合うと、邪道がロープに押し込みクリーンブレイク。そして場内のライガーコールを煽り、またしても握手を求める邪道。
 ライガーはまだ疑ってかかるが、邪道は「信じてくれよ」とアピールだ。ならばと海野レフェリー、BULLET CLUBの面々と握手。そして再びライガーに手を差し出す。だが、ライガーもなかなか握手に応じない。
 それでもおそるおそる手を差し出してついに握手。さらに邪道とハグをかわす。そして邪道はライガーの手を挙げてアピールだ。だが、やはり罠だった。背後からタマが油断したライガーを襲撃。そして場外に連れ出し、お得意の場外乱闘へと持ち込んでいく。
 邪道は再びマイクを持つと、東金のファンをバカ呼ばわり。そしてライガーを鉄柵に叩きつけていく。リングに戻ってライガーも反撃に出るが、邪道はサミングで遮断。エルボーで腰に一撃加えていく。続いてタッチを受けたタマが踏みつけ攻撃。さらにタマはチョーク攻撃でライガーを追い詰めていく。
 続いて今度はファレがライガーの上にのしかかり、敬礼ポーズ。さらに裕二郎がライガーをコーナーに叩きつけ、続けてコーナーに振る。だが、突っ込んできた裕二郎を迎え撃ったライガーは続けてケブラドーラ・コンヒーロ。そして小島にタッチだ。
 小島は元気よくリングに入ると裕二郎にDDT。そして天山が入ってきてダブルのショルダータックル。さらにヘッドバットとエルボードロップの合体攻撃を炸裂させる。そして小島はコジコジカッターからマシンガンチョップを連打だ。
 タマが救出に入ってくるが、小島はまとめてマシンガンチョップ。邪道、タンガが入ってきてもまとめてマシンガンチョップを食らわせ、さらにファレが突進してくるとコーナーで同士討ちにさせる。そしてラリアットで場外に排除だ。
 小島は続けていっちゃうぞエルボーへ。だが、ここでタマが戻ってきてカットをしてエルボードロップを許さない。そして小島を自軍のコーナーに連行。代わったタンガがストンピングを連打するとヘッドロックに捕獲する。
 続いてタンガがブレーンバスターで倒すと、タマがトペ・アトミコ。そして先程のお返しとばかりにコーナーでおちょくるように手打ちのマシンガンチョップを連打。さらに「コジマ、イチバンバカヤロー!」と絶叫だ。
 続いてタッチを受けた邪道がロープを使ったサミング攻撃。さらに小島の腰にエルボーを食らわせていく。続く裕二郎もガットショット。さらにフライングメイヤーからスライディングのレッグドロップを投下だ。
 ここはライガーがカット。ライガーは「しっかりしろ!」と小島にもストンピングだ。だが、小島はなおも代わったファレの攻撃を受ける。ファレはボディスラムからエルボードロップ。しかし、小島はこれを自爆させて中西にタッチだ。
 中西はファレにエルボーを連打。さらに逆水平チョップだ。ファレがショルダータックルを放ってきても倒れない。お返しとばかりにスピアーを食らわせてファレをなぎ倒してみせた。そしてファレの巨体を抱え上げてアルゼンチンバックブリーカー。
 ここはタンガがカットに入ってくるが、野人ハンマーを食らわせて永田にタッチ。永田はローキックから中西との連携攻撃。フロントキックでファレを蹴り倒し、中西がボディプレスだ。ファレもグラネードで反撃に出るが、永田はこれを腕固めに切り返す。そして観客からのコールに促されるように白目を剥いてみせた。
 ここは裕二郎がカット。ならばと永田はファレをエクスプロイダーの体勢に捕獲する。だが、ファレも踏ん張る。ならばとロープに飛んだ永田。しかし、背後から邪道が竹刀で一撃。すぐさまファレがショルダータックルで永田をふっ飛ばす。
 そして邪道にタッチすると、BULLET CLUBが総掛かりで永田に攻撃。邪道がロープに振ったところでタマがボディブローで動きを止めると、邪道のパントキックが炸裂。続けてタンガのバックドロップ、裕二郎の低空ドロップキックが炸裂し、最後はファレのボディプレスだ。
 ここはなんとか返した永田。しかし、ライガーたちを場外に排除し、永田を孤立させた邪道はすかさず竹刀を持ち出す。だが、レフェリーも見逃さない。邪道に注意をするが、邪道はこれを突き飛ばしてお構いなしに竹刀を振り上げる。
 だが、ここで天山がリングに戻ってきて竹刀を排除。モンゴリアンチョップを食らわせると、やはり戻ってきた小島がエルボー。さらに中西のラリアットが邪道に炸裂する。そして立ち上がった永田はコーナーの邪道目がけてタイナーを発射。そこにライガーの掌底が炸裂する。
 そして、永田はバックドロップの体勢に。ここはタマがカット。そのタマをフロントキックで排除した永田だったが、邪道はすぐさまスクールボーイを繰り出してフォールを狙う。これを返した永田。邪道もニーリフトで永田の動きを止めてブレーンバスターの体勢に入る。
 しかし、永田はすぐにこれを脇固めで切り返し、そのままナガタロック2に移行! 数々の栄光を手にしたこの技で邪道からタップアウトを奪い、見事に地元凱旋を勝利で飾ったのだった。

COMMENT

ライガー「(※1人でコメントスペースに入ってきて)今日は永田の記念試合。しかも永田の地元で。こんなこと言いたかないけど、鈴木のクソバカ野郎に伝えとけ。なんで放送席で放送、解説やってる俺を襲うんだ? 俺にグタグタ言うなら、リングの上から、放送席に座ってる俺に言えや。どんだけの人間に迷惑かけてんだよ! 解説途中で退席になって、(放送)機材はメチャメチャ。何を考えてんだ、あのクソバカは! やめちまえ、鈴木軍なんて! 何のためにあるんだよ! 何のために襲撃してんだよ! (シングルマッチを)やりたいならやりたいって言えばいいじゃないか! リングの上から『ライガー、そんなトコ座ってんじゃねぇよ。早くリング上がって来い。俺とシングルマッチやれよ』って。(それで)済む話じゃないのか!? (※記者に向かって)お前ら、あれ見てどう思うんだ? 『鈴木が正当ですね』って、『あれがまともですよ』って、お前ら思うか? どれだけの人間に迷惑かけてんだよ! やりたいなら『やれ』って言やいいじゃねぇか。逃げも隠れもしねぇよ、こっちは。バカが! あんなの、新日のリングに上げんじゃねぇよ! あいつが新日のリングに上がるって言うなら、俺、とっとと新日のリングで引退するぞ! (1.4&5東京)ドームまで待てるか、あんなクソガキのいるリング! 入退場時にはセコンドに手出すわ! セコンドは仕事してんだよ。ただ単に立ってるだけじゃねぇんだよ! あいつらに手出して、何があるんだ、テメェ! お前らそれ見てて、おかしいと思わないか!? なんでこの人は、セコンドの若手に手出すんだ? 殴るんだ? イスでブン殴るんだ? お前ら、不思議に思わねぇか!? 記者の中で、そういうことはおかしいって言うヤツはいないのか!? 思ったら書けや! どうせお前ら、『またライガー、怒ってるわ』ってしか思ってないんだろうが。あんなクソみたいな(こと)するヤツ、何でリングに上げんだ、新日は? 若手がどんだけケガしてんのか、知ってんのか? あいつがこれからも新日のリングにずっと上がり続けるっていうんなら、俺もう、新日のリングを下りるよ。上がる価値なんかねぇよ、あいつに。どこに(価値が)あるんだ? なにがあるんだ? バカが……。今日は永田の記念興行だよ。あんまりこんなこと言いたくなかったんだよ。『おめでとう、永田』で(締め)括りたかったんだよ。あいつがやらかしたことは、到底、許されることじゃない。そう思うだろ? だったらお前ら、ペンの力ってあるんだろ? 書けや、『やってることおかしいぞ、こいつは』って。そこを抜かしてどうすんだって? 誰もお前のそこを突かねぇって、ホントに。何を取材してんだって。(セコンドとして)仕事してもらってんだろ、若手に。殴って蹴って、イスでブン殴って。会社もちゃんと言えや。マッチメーカーがいるんだったら言えや、『セコンドに手出すな』って。クソッ……」
天山「(※小島と2人、先にコメントスペースにやって来る)まあ、今日はね、永田が主役の。35周年? 凄いね。まあ、あの、(アマチュア)レスリング(時代を)ひっくるめてかもしれないけど、毎年こうやって東金で、たくさんのお客さんに来てもらえて、素晴らしい興行で、最後締めることできて、永田も感無量だと思います。まああの、シリーズ、まだまだこっから残ってますし、自分としてはしっかりと体調整えて、あれですけども。まああの、今日は、中西、永田、(小島の)“4人世代”と、プラス、レジェンドのライガーさんがね、加わって。なかなかそういうタッグもなかったんで、新鮮な感じでありましたけども、やっぱりやりがいがあって。なかなか俺の出番はなかったけども、全然しっかりと、あいつら悪いヤツらをブチのめすことができたから。(小島に向かって)ありがとうな(※と言って握手を交わす)」
小島「ありがとうございました。永田裕志格闘技生活35周年、そして、この小島聡、去年の東金大会から復帰して無事1年、ケガすることなく試合することできました」
天山(※思い出したかのように)そうか……」
小島「この1年ホントに、おっきい、長い、とても短く、長く、いろんな複雑な1年でしたけども、今こうやってプロレスができてることに、ホントに感謝してます。永田裕志が与えてくれた昨年の命、まだちゃんとこうやって燃やし続けることができて、今すごく幸せです。今日の興行を見ても、こんな幸せにあふれた興行はない。ホントに永田裕志、もうすべて(彼の)おかげだと思います。ライガーさんもありがとうございました。ホントに。天山さんもありがとうございました」
永田「(※中西とともに遅れてコメントスペースに入ってきて)まあ今回は、個人的なあれでして、ライガーさんが今度、1月に引退されて。やっぱり僕ら、これだけキャリアがあっても、つい最近まで、いや1月までは先輩としてのね、大きな背中を見せてくれてるわけで、やっぱりライガーさんがこれで1月にいなくなってしまうっていうのはホントにすごく寂しいですけどね。僕らもキャリア重ねていくうちに、先輩たちがどんどんいなくなってね、最後の砦だったライガーさんがいなくなってしまう。やっぱり寂しいですけど、そこはまた大きな責任を持つという意味でも、これからは我々が一つの大きなものを後輩たちに見せていかなきゃいけないなという意味では今日、ライガーさんと組めて、ホントによかったです。大会も、ホントに去年はやっぱり初めて2000人超えっていうのがあって、今年もそれにほぼ近いぐらいの入場者数、入ってくれて。この数ヶ月ずっとプロモート業とコンディション作り、その他いろんなことやってきた中で、ひとつの成果が出たなと。それはホントにうれしく思いました。それはやっぱりこうやって、同世代の仲間たちがこういう大会で力をうまく出し合っていいものを作り上げた充実感はありますし、ホントに今日、興行的によかったなと思います」
中西「いやもうずっとこの4人、4人それぞれがそれぞれを見て。今日、永田の記念大会で、ホントに休む暇もなく、お客さんを入れ、そしてプロモートもする。そして自分の練習もしてて。そこまで追い込んで、その達成感で自分が満足して、またやろうっていう、そのひたむきさ、その努力するところ、やっぱ若い時から全くそのへんは変わってない。自分らも変えちゃいけなきことはあるんで、そこはたくさん永田に学びたいし、形は違うかもしれないけど、それはそういう形で俺たちもやっていきたいと思ってます、ホントに。今日の永田のファイトは凄かったです、ホントに。最後、俺に任してくれたらっていうのは僕ら、安心(感)ありましたし。まあファレを、アルゼンチンで上がらへんかもしれへん。まあ最近、ずっと失敗してたからね」
天山「よう上げたな」
中西「せやけど……」
永田「中西、まだまだ健在ですよ」
中西「160kgぐらい上げんの、まあこのシリーズ……」
永田「160kg上げたんだから」
中西「このシリーズで腰折ってやりますよ、あいつの。見といてください」
天山「ありがとう(※の合図で4人がガッチリ握手を交わして写真に納まる)」
永田「よくデビュー35周年って(勘違いされるけど)、この前デビュー25周年で、すぐに35周年は来ない。レスリングライフ35周年(だから)」
天山「来年も……」
永田「はい、来年も自主興行を。第10回記念大会を、どこかで開催したいなと……。ありがとうございました」
 
ファレ「ノー・リスペクト!」
タマ「お前ら、なんでいつもリスペクトの思いがひとかけらもないんだ?」
ファレ「もう、ノー・リスペクトだ」
邪道「オイ、なんでお前、東金みたいな、こんな田舎で試合しなきゃいけないんだ、コラ? 田舎モンばっかじゃねぇか! さっさと田植えでも行って来い、この野郎!」
タマ「俺はこの業界に10年もいるんだぞ」
ファレ「ああ、10年だぞ!」
タマ「リスペクトの気持ちなんてこれっぽっちもないお前らより、俺たちの方が優れてるんだ! このクソ野郎が……」
ファレ「もうノー・リスペクトだ!」
※タンガ&裕次郎はノーコメント

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