ジェイとゴードンが一騎打ちで対決するメインイベント。

　ゴングと同時にジェイが自ら場外へ降り、ゴードンのペースを乱す。そしてリングへ戻ると、レフェリーを突き飛ばしてゴードンの隙を作り、ヘッドロックで絞り上げる。
　さらにジェイはコーナーでクリーンブレイクせず、ゴードンにエルボーを浴びせる。だが、ゴードンはドロップダウン＆リープフロッグでフェイントをかけ、カウンタードロップキックで逆襲。
　これでゴードンのペースとなり、串刺しエルボー、ランニングローキック、その場飛びムーンサルトプレス。ところが、ジェイがエプロンへ逃げ、追ってきたゴードンの首をトップロープへ打ちつける。
　その直後、ジェイはゴードンの後ろ髪を掴んで引き倒し、背中へ膝蹴りを連発。そして、ゴードンを場外へ落とすと、腰を何度もエプロンへ叩きつける。
　これでゴードンの動きが止まると、ジェイはハンマーブロー、スイングネックブリーカー、チンロックなどで追撃。それでもゴードンはバックドロップから逃れ、コーナーを背にしてカウンターフロントハイキックをお見舞い。そして、エプロンからトップロープ越えの前方回転エビ固めを仕掛け、そこから立ち上がって低空バックスピンキックを食らわせる。
　さらにゴードンは、ジェイに突き飛ばされた勢いを利用してセカンドロープへ飛び乗り、ショルダータックルで吹き飛ばす。そして、ファルコンアローを狙うも、ジェイが抵抗し、カウンターマンハッタンドロップで逆転。さらに、DDTでゴードンの脳天をマットへ突き刺す。
　続いてジェイは、串刺しエルボースマッシュ、ブレードバスター。するとゴードンは後方回転エビ固めで流れを変え、エプロンからジャンピングハイキックを見舞う。
　だが、次のスワンダイブ攻撃をジェイが受け止め、裏投げで叩きつける。そして、スリーパーホールドを極めるが、ゴードンが振り解き、串刺しラリアット、ジャンピングニーアタックで巻き返す。
　続いてゴードンは雪崩式攻撃を仕掛けるが、ジェイが抵抗して転落させる。するとゴードンはトップロープへ飛び乗り、トラースキックをお見舞い。
　さらにゴードンはファイヤーマンズキャリーで担ぐが、ジェイがトップロープを掴んで激しく抵抗。そして、レフェリーとゴードンを衝突寸前にしてラリアットを放つ。しかし、ゴードンがヘッドスプリングで回避し、トラースキックを浴びせる。そして、ファルコンアローからフォールするが、カウントは2。
　するとゴードンは再びファイヤーマンズキャリーでジェイを担ぎ、今度こそTKOをお見舞い。それでもジェイはブレードランナーを仕掛けるが、ゴードンが脱出し、トラースキック＆オーバーヘッドキックを浴びせる。
　続いてゴードンはジャンピングニーアタックを放つが、ジェイがかわしてSSSで投げ捨てる。そして、たっぷりとアピールしてからブレードランナーを炸裂させ、ゴードンを撃沈した。

ジェイ「もう俺のコメントはリングで聞いただろ。俺の考えを聞きたいのか？ この映像戻して、もう1回ちゃんと聞いてくれ。さっき、あそこで言っただろ。お前たちのためにわかりやすくまとめて説明してやろう。ひとつ目、俺たちがBULLET CLUBの戦略を説明する義務は無い。ふたつ目、俺はここにいる。いまもこの俺様がベストなんだ。俺様はいまでも“キング・スイッチ”だ！ そして、みっつ目。お前たちは全員、いまもこのスイッチブレードと呼吸をするしか選択肢はない」

ゴードン「オーケーだ、ジェイ！ お前がどういう闘いをしたいのか分かったよ。 今回は俺を倒したと思っているんだろ？ 試合結果表ではそうかもな。でも、正真正銘の1対1では俺を倒していない。これで終わりじゃないからな」