バディファイトPresents G1 CLIMAX 25

日時: 2015年7月29日(水) 17:00開場 18:30開始
会場: 福岡・福岡国際センター
観衆: 2,640人

MATCH REPORT

内藤が今夜も“新技”で強敵・AJを料理!!

柴田は飯伏との“超刺激的”初シングルを制す!

棚橋がファレに“圧殺”され、まさかの敗戦!!

7月29日（水）『バディファイト presents G1 CLIMAX 25』の7大会目、福岡・福岡国際センター大会が開催され、Aブロック公式戦、5試合が行われた。

第5試合では、顔面のアザが痛々しい矢野通がドク・ギャローズと対戦。ギャローズは容赦なく顔面かきむしり。次第に矢野ペースに翻弄されていくギャローズだが、最後はBULLET CLUBが介入、アンダーソンとのマジックキラーで矢野を沈め、初白星を獲得。

第6試合では、真壁刀義vs天山広吉が対戦。NEVER王者とNWA王者との対戦は、たがいの体力を削り合うハードな一戦に。天山も矢野同様に顔面のアザが残るものの、全力ファイト展開。しかし最後は真壁が渾身のキングコングニーを叩き込み、2勝目をゲット！

第7試合では、柴田勝頼vs飯伏幸太が注目のシングル初対決。序盤から、シャープな蹴り合いでヒートアップ。飯伏が柴田のお株を奪う串刺し低空ドロップキックを放てば、柴田も怒りの顔面ウォッシュ爆発！

終盤はたがいの技をカウント1で返し合う意地の張り合いに場内は大興奮！最後は、柴田がPK勝利を飾って3勝目をマークしたが、刺激的すぎる初シングル戦に場内からは試合後も大歓声が起きた。

第8試合では、棚橋弘至とバッドラック・ファレが対戦。ファレの凄まじい恐竜パワーに苦しんだ棚橋。しかし中盤、ハイフライフロー連発で一気に畳み掛け勝利……かと思いきやセコンド介入。最後は、ファレが全体重をかけたフォーリングココナッツを爆発させて逆転勝利!!　棚橋はまさかの敗戦。ファレは価千金の3勝目を獲得した。

第9試合は、今年の1.4東京ドームでも実現したAJスタイルズvs内藤哲也の一戦。この日もスーツ＆マスク姿で登場の不敵な内藤に対し、的確な技を積み重ねて追い込んでいくAJ。中盤まで、ともに譲らない互角の攻防が続く。

しかし、最後は内藤が一瞬のスキから、またもや“新必殺技”デスティーノを炸裂させ、強敵・AJから3勝目ゲット。

試合後もふてぶてしい態度の内藤に、場内のブーイングが発生する中でも、「トランキーロ！あっっせんなよ？」とマイク。優勝宣言をかましながらも、自信マンマンで引き上げていった。

また、8月1日（土）大阪大会の公式戦で対戦するBブロック選手の前哨戦が行われ、第4試合で、オカダ・カズチカvs後藤洋央紀によるチャンピオン同士の前哨タッグ、第2試合では小島聡vs高橋裕二郎、永田裕志vsカール・アンダーソンがタッグで対戦。

第3試合では、大阪で対戦するマイケル・エルガンと本間朋晃がタッグ結成。石井とエルガンが激しい攻防を展開した。また、この日も左ヒジを負傷中の中邑真輔は、試合欠場となった。